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千葉ロッテの「フロント」

朗希残留という報道が待ち遠しい日々を過ごしている中での書き出しとなる。

千葉ロッテがプロ野球球団になったのは井口が監督に就任した年だ。この球団はとにかく創っては壊しを繰り返してきた。国民性の違いとは言いたくないがオーナー一族の癖が凄い。
選手はそれに振りまわされてはモチベーションを下げる。夏場に弱いのは単純に練習不足。下克上とは負け犬の遠吠えでしかない。千葉ロッテはペナントレースで優勝したことがない。現代プロ野球はフロントも含めたオールチームで挑まなければ優勝はできない。それは一年だけではなく打線のように繋ぎ続けなければいけない。それが全くできていなかったのが千葉ロッテという球団だ。

2005年8月長男が産まれた。その年の日本シリーズ開幕戦対阪神。首が座っているいない息子を籠に入れダフ屋でバックネット裏を購入。濃霧コールドというハプニングありの勝利。ジャビット君をベルトから犬のように下げ地面に引きずる阪神ファンに唖然としてもう20年になる。

2025は優勝する年と球団が決めたシーズン。
25歳前の移籍ということで大谷と比較する記事を目にする。だが間違って貰っては困る。あの年は移行期間ということで10億円が日ハムに支払われている。
佐々木朗希抜きで優勝することは不可能だ。日本の宝をただ同然で移籍させてはいけない。そんな所で民族の誇りを示されたのではファンはたまらない。入団に密約があったのかもしれない。移籍となった時にはそれも球団は説明すべきだろう。

FAと聞くと良い思い出がないのがロッテファンだろう。成瀬、今江、大地みんな出ていってしまった。移籍先で活躍する選手も少なく、獲得した選手も怪我人。資金力がないチームは育成し続けなければいけない。

西野のFAはしたければすれば良い。伊東の時は観戦をやめた。ただロッテを壊しただけだ。チームリーダーがいない原因の一つはこの時代にある。
西野は吉井監督の評価が低いように感じる。
原因は簡単に自分でストップをかけてしまう事にあると思う。その頻度が過剰と言うこと、休んだ割に結果が伴っていない事。西野の穴は埋まる。無駄な資金を遣わないでもらいたいものだ。

ソフトバンクのスリープで幕を閉じたクライマックス。ロッテと楽天の総年俸を足しても届かないチーム年俸。普通にシーズンを過ごさせてしまったということだろう。悔しくないのは毎年笑わせてもらっているからだ。

今シーズンのロッテは弱者の野球をしなかった。
真っ向勝負で負けたら力足らず。今年は割り切ったのか。勝負の2025年に向けての布石なのか。そうあって欲しいが金子がそのままでは来年も一緒だ。打率はリーグ2位なのに得点はリーグ5位少ない。村田コーチは十二分に仕事をしてくれた。なんとか今江を呼び戻せないだろうか。

バント処理もまともにできない内野守備。ロッテの伝統でもある外野守備も開幕3戦目で崩壊。
弱者がまともに野球ができなければ勝てるわけがない。結局は「攻撃は専門外」と抜かす監督の責任である。

最高の投手コーチなのか。吉井監督の評価が来年はっきりする。夢中で戦った1年目。理想を貫き通した2年目。3年目が終わる頃まだファンでいられるだろうか。

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