今思う・・たばこやめて良かった
私は、2017年3月まで喫煙🚬者でした。
現在の私は、53歳。2019年にやめるまで、約38年間喫煙をしていました。
正直なところ、やめる4週間前までやめようなんて考えは少しもありませんでした。妻も、子供も私の禁煙はぶっちゃけ諦めるというか、期待していなかったと思います。
禁煙する約4週間前、勤務先の荷主様から喫煙場所を変更するお知らせが回覧されました。内容を見ると!?
現在の喫煙場所から約100m離れており、しかも屋根無💦1本の🚬を吸って帰ってきたら、往復で恐らく10分~20分位はかかるでしょう。「どうしよう」「面倒くさい」「そこまでして吸いたい?」「高い金払って体悪くして・・」と思った途端、どうしたら禁煙できるか考えていました。根性なしの私には、自力では絶対に禁煙出来ないという妙な自信がありました。そんな時に従業員から禁煙外来を教えてもらい、会社のすぐそばの病院で診察してもらえる事もあり、すぐに行きました。自分に合っていたのか、瞬く間に禁煙する事ができ、わずか2カ月で完全に禁煙する事ができました。病院に行って良かったな♡こんなことなら、もっと早く行っていれば良かった!と心底思いました。
一方で、驚いたこともありました。喫煙時代は、タバコを吸った後、普通に家族と話をしたり、子供を抱っこしていました。しかし、禁煙してからというもの、喫煙エリアやその中から出てきた人に付いた臭い、吸い殻などから発する臭いに過敏に反応するようになり、「くっさ💦」と思うようになりました。
「ん?待てよ。奥様も我が息子も俺から出ているこの臭いをずっと我慢していたのか⁈」と思い、とても申し訳なく思いました。「俺ってこんなに臭かったんだ(^_^;)」
そう思うと、二人にとても申し訳なくなりました。禁煙してからは、「吸っているつもり貯金」を始め、一日500円を貯金箱に投入していました。せめてもの罪滅ぼしとして、その貯金が10万円貯まったら、家族旅行をしようと計画を立て、約8か月後、ついに貯金が10万円を超えたので、家族で大阪へ旅行に行きました。目指すは、ユニバとたこ焼き!!息子の中学卒業の御祝いも兼ねていて、とても楽しい思い出が出来ました。
一方で、煙草を止めた事によって、困った事もあります。喫煙する従業員と、喫煙所で行われる雑談コミュニケに参加しなくなり、そこで得る情報や愚痴などを、吸い上げる事が出来なくなってしまいました。喫煙所は、喫煙者にとっては憩いの場であり、様々な会話が出来る場所ですが、非喫煙者にとっては、ただの臭い場所であり、出来る事なら近づきたくない場所。
禁煙開始当初は、私も一切近づきませんでした。
しかし、従業員とのコミュニケもとても大切。そこで、マスクをして喫煙所へ行きました。最初は、あれ?やめたんですよね?と少々困惑な感じでしたが、話をしているうちにそんな違和感も薄れ、以前と同じように会話が出来るようになりました。仕事の話も多いけど、私がタバコを止めれた工程なんかを話すと、結構盛り上がりました。そして、家族旅行の話をすると、それな!って感じで、2名くらい禁煙外来に行ったようです。
そして、禁煙してから6年が経過しましたが、全く吸いたいと思わなくなり、煙草の煙を嗅ぐと、どこか懐かしく思えています。
現在の職場では、喫煙者もいますが、同じくらい非喫煙者もいます。一昔前までは、あまり耳にしませんでしたが、最近では「どうしてタバコを吸う人の方が休憩が多いんだ」とか「どうしてタバコを吸わない人が、臭い臭いを我慢しなきゃいけないんだ」という苦情が出ています。確かに、タバコを吸う人は、だいたい2時間に一回タバコ休憩をします。しかも、比較的堂々と。また、トラックのドライバーは、普通に車内でタバコを吸います。
吸う人には絶対に分からないでしょうが、吸わない人からすると、あの匂いは限りなく拷問に近い状況です!!せめてコソコソと吸ってくれれば良いのに。窓を全開にして吸ってくれれば良いのに。
色々考えた結果、まずは全トラックの中で、1/3程度を禁煙車にしました。
代行者も禁煙車に乗る時は禁煙を守る事とし、非喫煙者への配慮を徹底するようにしました。それにより、非喫煙のドライバーからは臭いによる苦情はなくなり、職場環境の改善になったと思います。次に、タバコを吸う人の方が休憩時間が多いという問題・・。私も以前は吸っていましたので、吸う人の気持ちは痛い程良くわかります。しかし、職場での公平さを保つ為にどうすれば良いか。センター内全面禁煙!!と言いたいところですが、喫煙者の事を考えると、踏み込めず・・。とにかく、タバコを吸う人の休憩回数を見える化して、自他ともに休憩回数を共有する事を提案し、休憩回数を記入する事にしました。それにより、いっぱい書くと皆にバレると思ったのか、何となく回数が減ってきている事が分かりました。それによって、非喫煙者からも、ゼロとは言いませんが、苦情の声は小さくなりました。
タバコは身体にとって百害あって一利なしと言います。最近では、受動喫煙の観点から、タバコを吸える場所を探すのに一苦労されていると聴きます。
その前に、禁煙に取り組んで本当に良かったと思います。吸ったつもり貯金は、今でも継続しています。また、そのお金で家族サービスしてあげよう!
ってか、せっかく私が止めたのに、今は息子が吸ってんだから呆れるね(笑)