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第48回【孫子の兵法8】~すべてが幸せのために~

本日も第一章「始計篇」の続きを話します。

出版されている孫子の兵法に纏わる本は、殆どが幾つかの辞を抜粋し、それに対しての説明の内容ばかりでした。

そこで全文を読んでみたく、40冊ほどの本を買い集め、どうにか全文揃ったと思います。

全文を揃えた以上、私なりに指導に役立つ本に出来ないかと試み、5年ほど前に完成しました。その内容をミーティングで活用し、そしてnoteにて順番に記事にしています。

孫子の兵法は、現代語訳にして25000文字くらい。

400字原稿用紙にすると60頁の内容でした。

13篇で綴られたこの教本を私の解釈で150項目にて毎日投稿しようと思います。約5か月分です(笑)

是非、読んで頂けると嬉しいです。

皆さんも耳にした辞が結構ありますよ。

例えば、風林火山

風林火山といえば、、甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物(軍旗)に記されていました。

あの武田信玄も孫子の兵法を活用していた、ということになりますよね。

現在だと孫正義さんや、ビルゲイツ氏も愛読書らしいですよ。

では第8回、始めます。

『勢とは、利に因(よ)りて権を制するなり。』


◎現代語訳
自分は勝つ、と信じている人ほど強い者はいない。どんな権威、権力もその勢いには寄り切られてしまう。

◎これを私なりの解釈でミーティングを行うと以下のようになります。

どれだけ練習をしても、結局自分を信じようとしない限り、自信は生まれない。ネガティブな考え方では自信はいつまでも生まれない。
弱い者こそ、ビッグマウスになって、自分自身にプレッシャーを与えるのも自信を付ける一つの手段である。
また自分なら出来ると洗脳する力。(自己肯定力)

勝負の世界で「自信」「勢い」ほど強い力はない。
例えば先取点を取ったチームが6割以上勝つ、というデーターがある。
これもまた「勢い」と言えよう。
先攻と後攻を選ぶ際、後攻を選ぶ方もいる。
その選択は、投手を中心としたディフェンスに自信がある場合であろうが、勝負事は7割心理戦である。

自信を付けるには、練習をするしかない。
ポイントはどのような練習をするかである。
私は選手達に頻繁にこの言葉をかける。
「練習をただ行い、うまくなるのなら誰も苦労しない。正しい努力をせよ」と。
「正しい努力」とは、「自分を知る」という事。
自分を知るという事から逃げるな。
小さな成功体験が、いつの日か大きなものを得る事となる。

◎ここでは以下のタイトルを掲げました。
 【自信とは、己を信じる事(自己肯定力)】

〇スティーブ・ジョブズ氏の辞である
『他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。自分の直観を信じる勇気を持ちなさい。』

本日のミーティングはここまで。

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