第52回【孫子の兵法12】~すべてが幸せのために~
本日から第二章「作戦篇」について話します。
『孫子曰(いわ)く凡(およ)そ用兵(ようへい)の法は、馳車千駆(ちしゃせんし)、革車千乗(かくしゃせんじょう)、帯甲十万(たいこうじゅうまん)、千里(せんり)に糧(りょう)を饋(おく)る。
則(すなわ)ち内外(ないがい)の費(ひ)、賓客(ひんきゃく)の用(よう)、膠漆(こうしつ)の材(ざい)、車甲(しゃこう)の奉(ほう)、日に千金(せんきん)を費(つい)やして、然(しか)る後(のち)に十万の師(し)挙(あ)がる。』
〇現代語訳
簡単に説明すると
戦には、膨大な武器や食糧が必要となる。費用と武器があるからこそ戦える。
◎これを私なりの解釈でミーティングを行うと以下のようになります。
勝つには、勝つだけの力、環境が問われると説く。
戦力の弱いチームはどのように戦うべきか。ベンチ入りメンバー全員で戦しか方法、手段はない。
何か一つでも秀でる武器を持っている選手を最大限に活用する。
代走要因、代打要因、守備固めなど。(個性=武器)
*因みに、個性とは、基礎を知って初めて生まれる力である。
〇中村紘子氏の辞である
『最終的に一番評価が高いのは、個性、つまり「言いたいこと」を持っている人。』
本日のミーティングはここまで。