ちょっと感じた虚しさ
推し活で、触れ合える推しの場合、プレゼントを沢山したら覚えてもらえる。
昔の友達は、アイドルオタクでとあるグループの中の推しを応援していた。
その人が仕事で稼いだお金は当時全てアイドルへのプレゼントに姿を変えていた。
私も推しができ、ライブハウスなどまだまだ触れ合えるときは、物販にてサインをもらったりツーショットをスマホで撮ってもらったりした。今はチェキ制のためツーショットではお金が発生するが、これはみんな平等だしそれだけ売れたのねと感慨深いものがある。
過去それも5年以上前だが、ライブ終了後粘って待っていたらツーショット写真を撮ってもらえたことがあった。そして翌々年とかにライブハウスに行くと、
「あっ!!あの会場に来てくれていましたよね!?」
とアーティストさんに言ってもらえた。この人の記憶の片隅に私がいたことになる。
しかし、ここ最近は本当に売れまくっているインディーズさんのため、なかなか近くに行けないのは当然で、インスタでツーショットを撮ってもらっている人は、高額プレゼントをした人であり、コンサート会場に花束を送るとか去年見てしまったのは、ブランドの化粧品を渡したりで、アーティストさんも人だし、ここまでしてくれる人となるとお返しのようにしっかり覚えている。
そのアーティストさんの心配りは嬉しい。でもお金で得た繋がりのように思う。お金は大切だし、物価高だし、新総理が決まったしなんとかしてもらいたいと思うが、私はチケットなど必要なお金を出して、粘って努力したらなんとかなった時代であってもお金以外の努力で微かに記憶に残れたことが嬉しかった。
人の価値観はそれぞれだし、何が正しいか間違いかなんて決められないこの世界なんだから、その高額プレゼントをして幸せなその人はそれで良いと思うが、私がもしプレゼントで覚えてもらう立場なら虚しいと思った。
ホストさんの構図に似ているような気持ちもする。
私はホストクラブとかがテレビで取材されて放送されているのを見たら、一見さんは覚えてもらえるのだろうか?とも思うし、古い考えかもしれないが顧客に貢がせるのもまたホストさんの仕事と思う。
貢げる人でただ貢ぎたい人はどうぞだが、私には未知の世界である。
女性用風俗のことを考えてしまったが、その数時間限り、ただ1度、としても後に残る私だけの感情は虚しさばかりだろうと推測できた。女性用風俗に使うお金があるなら、推し活に資格取得勉強、趣味、友達付き合いに使いたいと本当に思った昨日。
でもこれは価値観の問題なので、私はこう思うということで、全ての人には絶対当てはまらない。
私だけの価値観や感情でこの記事を書いているということだけはしっかり書かせていただきます。