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ちょっと東京生活

 1週間東京にて生活をすることになった。まだ今日は東京に来て2日目である。職場は理解があるため、1週間東京に行ってくるに対して行ってらっしゃいと言ってくれたが、2日目にして地元シックに陥っている。
地元の交通費が高かろうと、自転車でいつも移動しているし、土地勘が強いとそれだけで心配が少ない。

 去年、浅草に旅行した記事を書いたが、私の中では台東区が得意、第2のホームタウン的なものがあるんだが、台東区で1週間暮らすための民泊施設の予約が取れなかったため、違うところに宿泊しているが、カルチャーショックと、物価高なのに更に物価高をもろに経験し、昨日は行き交う人々の言葉のイントネーションが当然ながらいつもと違い、耳が慣れない。と言っても地元というか、職場は上司二人が地元出身ではなく、地元に来た人なので、職場は純粋なその地元の言葉ではない。

それでも、若い頃から憧れ続けた東京に今のこの時期にお試しに住む経験をしておこうと思ってしているのだが、知らない土地はやっぱり不便だ。

 ただただ住むならスーパーで買い物をして自炊をすれば良いのだが、微妙にこっちに用事も兼ねているため、まだ自炊はしていない。今回のために貯金したと言っても、地元より物が高いのは確かである。地元はとにかく東京ではないとだけ言っておく。また関東でもない。

 しかし一人暮らしで話し相手がテレビで、職場でも標準語イントネーションになったりするのでよどみなく標準語は使えて、エセ都民にはなっている。

魅力的な街だし、1週間ただただ住む事の経験をして、移住してから地元が良いというよりはほんのわずかな経験値も大切だと思って経験したが、私は思ったより地元が好きで、地元が暮らしやすいんだとわかった。
昔より、どこそこ地域みたいな区分けは最近無くなったかなと思うが、やっぱりアウェイはアウェイだし、お店の人と話すのもいつも感じないセンサーで何か感じているようである。

東京のことが好きなんだけど、長くて3泊が1番自分に合っているんだと再認識した。現段階では。

東京駅にカルチャーショックを受け、東京は人との付き合いが希薄なように思ったが、むしろ助けを求めたり、教えてもらいたいとおもって、お店の人に道順聞いたりお店で様々教えてもらったり、親切な人が沢山いた。昨日だけで親切な方々に対応してもらった。きっと街行く人々も、知ってれば教えてくれると思う。 

ただ、地元の駅の栄え方とは圧倒的に違い、東京駅の大丸に心が目眩を起こした。御手洗を探し求めた結果としても、そこに行くまでに眩いブランド店があり、そこかしこ有名ブランド店でくらっとした。地元にも有名ブランド店はもちろんある。だけどやっぱり圧倒的に違う。

東京が悪い訳では決してない。自分が東京に住むことが難しい人間なのである。

でも昨日民泊に到着して重いキャリーケースを運んでいたら、前の部屋の外国人女性が手伝ってくれて、英語でありがとう、ごめんなさい、良い日をと話した。そこで、人は困っている人を見たら手伝ってあげたいと先に思うようになるのが人間という生き物なのかなと思った。どこの国でも言葉がたとえ通じないでも、人間の温かみに触れた感動的なことでもあった。英語圏の人であろうとは思う。


まだ2日目だということ、今回は住む経験が目的ということだから去年とは違うのかなと、2日目滞在で今思っている。

地元に帰る日には今回の住むための旅行を振り返って、不安な旅のはじめだったけど楽しかったとなりたい。

絶賛地元シックだったりする。


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