中山美穂さん
私が、初めて芸能人で好きになった人は中山美穂さんである。芸能人に対しての初恋で、私の好きなタイプの人にドンピシャだった。それもまだ幼稚園の頃の話。
推しという人はファンにとって目がハートになるため、初恋と言っても言い過ぎでないと思う。
あのころ、コンサートがあってももちろん子供だったから行けなかったし、まだお小遣い制もなかった頃ファンクラブは夢のまた夢だった。いつか生で見たいと思っていた。
彼女が結婚する前までのドラマはほとんど観ていたし、ひとりで映画館まで行って、サヨナライツカと新しい靴を履かなくちゃも観に行った。
今はデジタルコンテンツだろうが、私のときはカセットテープで、初めてテープに録音したのは「世界中の誰よりきっと」だった。ドラマも見倒した。
数年前、ForyouのDVDを購入した。リアタイでも観ていたのだが。小学生の頃はエッセイを買って、給食の当番でなく、おかずをもらいに行くまでの待ち時間はひたすら読んでいた。
ものすごいファンの人から比べればひよっこかもしれないが、私は私なりにとても彼女のことが好きだったし、今も好き。やっと大人になり、これからファンクラブ入るぞと決めていた矢先の訃報で、とても悲しかった。もうライブ会場で舞台のミポリンを観させてもらうのことは物理的に不可能なんだととても落胆した。
また、彼女が亡くなったときの状況というものは、憶測やら色々な考えの人々がいて、やっぱりどこか不安な気持ちが今も残る。
とても悲しかった。もちろんご家族やもっとコアなファンの皆様には私の悲しみは全然かもしれないが。
どこかで彼女が亡くなったことの私の辛かった気持ちを書かないとなんだか悲しみがもっと心に積もりそうな気持ちがした。だからここに書いた。
ご冥福をお祈りします。何もかも(人間は生きていたら何かのしがらみも辛さも沢山あるから)から解放されて、楽なお気持ちになられて、どうか安らぎが中山美穂さんに今訪れていることをひたすらに願います。
これからも大好きです。
彼女が、私がテレビの中で好きになる女性芸能人のこんな感じのタイプの人と決めてくれたような気持ちがする。
改めて今もこれからも大好きですよ。