化学療法をしながらの生活、今の夢
前の記事で自己紹介が足らなかったかもしれないので少しだけ追記しておきます。僕は50代前半の会社員です。製造業の会社に勤めていますが、すい臓ガンを患ったタイミングである2022年春くらいからは在宅勤務が可能な仕事内容にさせてもらっています。
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僕の日常生活についてご紹介したいと思います。平日のとある曜日が化学療法の日に割り当てられていておよそ病院には半日程度拘束されます。採血をして採血結果を見て抗がん剤投与しても大丈夫か否かの判断をして良ければ抗がん剤を入れて行くように半日程度はかかります。
化学療法というのは抗がん剤の投与だけでなくもっと広い範囲で使われる療法として使われているそうです。僕の場合は抗がん剤の候補があるので化学療法として抗がん剤を使っているということになります。
あくまでも僕の体の傾向として、化学療法を行った日は体全体がだるいです。そして翌日はちょっと体が軽くて楽になります。そしてさらにその次の日は若干体がだるく、さらにその次の日はつらいなあっていうくらい体がだるい。その次の日になってくるとちょっと戻ってきたかなというようなリズムがあります。このリズムが終わるころに次の化学療法の日になるという感じですね。
吐き気が来たら吐き気止めの薬がありますし、精神的につらいなあと思ったらその精神的な辛さを和らげてくれる薬もあります。便秘になりやすいので便秘薬もええお腹の状態に合わせて飲むようにしてます。ありがたいことに通っている病院では、複数の診療科が僕をサポートするために横断的に診てくれています。
この化学療法をしながらの日々が僕の基本的な日常生活で、食事をし仕事も一日8時間くらいですが在宅勤務でパソコンの前に座って行っています。ただ仕事に関しては無理をしないでねって職場から言われていますからだるさがあるときは申し訳ないですけどメールのレスポンスが遅くなったりとかパソコンの前に座らなくてソファーで横になったりとかという感じですね。
正直そういった仕事をしているので、仕事ができるっていう喜びがある反面、収入は以前と同じような働き方ができなくなったので大幅に下がりました。収入は下がったのは悔しいけど本当に仕事があるっていうのはすごく嬉しいことです。やることが何もなくなったらうーん僕はどうなるんだだろう。運の良いことに僕は好きなジャンルの業種に就くことが出来ていますから在宅勤務でしかできない業務という縛りがあっても楽しくやりがいをもって仕事をすることができています。だからそこは本当にありがたくて会社には感謝をしていてここで会社名を明かしたいぐらいです。
日常生活の話とは逸れてしまいますけれど今の僕の夢は旅行に行きたいです。新幹線でも飛行機でも良いので旅がしたいです。結構食事制限が厳しいので大変な準備が必要になりますけれど今まで年に一回は南の島に行ってシュノケリングを一週間ほど楽しむということをやってましたでもコロナ禍になってからそれもできなくなってます、うーんそういったストレスも病気になった一因になっているのかなあ。とにかく僕を今支えてくれている妻と一緒に旅がしたいです。今も笑って生活してますけどもっともっと笑って幸せを感じて青い空を見たり、きれいな星空を見たり、静寂を堪能したりということをねしたいなあ。