嘘をついた俺。【その1】
まずは、このnoteを見ていただいたみなさん。ありがとうございます!
初回のnoteですが直近の話をしますね。
突然ですが、愛(する)って何ですかね。
「(性愛の対象として)特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。」とありました。
前半部分の「特定の人をいとしいと思う心」というのは理解できる。
でも、意外と後半部分の「互いに相手を慕う情」というのは見落としていないだろうか。
いや、待て。俺は前半部分の「いとしいと思う心」の理解すらできていなかったかもしれない。
毎日LINEを送りあうこと?
相手が今何をしてるか知りたいと思うこと?
自分の手から離れそうな相手をなんとかして止めようとすること?
どれも違う。じゃあ何だろう。
『相手を信用すること』がいとしいと思う心の正体だと思う。
自分で言っておいてなんだけど、もしこれが「いとしいと思う心」の正体ならば最初から俺は”あの人””に対していとしいとは思ってなかったんだろう。
※前置きが長くてすみませんm(__)m
ここから、自分がなぜ『相手を信用すること』を答えとしたか一部始終を語ります。(文章が下手なので、全3回に分けて語ります。)
俺は最初から嘘をついていたということを忘れずに見てください。
出会い
マッチングアプリで会った人がいた。
当時相手は社会人3年目。自分は大学3年。
どれくらいアプリ内で会話をしたかは覚えていない。
でも、夜に急遽会うことになって会ったことは覚えている。お互いに会って何をするかを決めることなく会った。
最初の嘘
お互いに集まった後に、なにをするかを考えていなかったが近くのクリスマスマーケットに行くことになった。
移動中は、お互いの素性を話す時間になった。マッチングアプリの経験がほぼない俺は、自分の情報を相手に伝えることが怖く大学名と学年を偽った。相手も自分の職場を話してくれたけど、その時はどうせ嘘だろう。とあまり相手にしていなかった。
その時は、今晩だけの関わりになるだろうと思っていたんだろうな。
クリスマスマーケット(クリマ) その1
道中でお酒を買ったためクリマではポテトとか軽食を頼んだ。
寒空の下、何話したっけ。お互いの過去の恋愛とかかな。気さくな人でいつの間にか自分も楽しくなっていた。(クリスハートの音楽が流れてた)
途中、相手がトイレのために離席して一人になった。10分、いや15分が
経過しても帰ってこずアプリにメッセージが来てないか確認しても何も音沙汰なし。「あ、帰られたのかな?」とたじろいでいると、自分たちが座っていた席の横に4人家族×2組が座ろうとしていたため、席をどこうと思いごみを集めて席を立った。
クリスマスマーケット(クリマ) その2
席を立った時に相手がちょうど帰ってきた。どうやらトイレに迷っていたらしい。なにはともあれ、帰ってきてくれたことに胸をなでおろした。
トイレから帰ってきたはずなのに、手元には近くのコンビニで買ったであろう温かい飲み物があった。飲み物に視線を落とすなり相手から、
「あ、そうそう!めっちゃ寒そうだったからこれあげる!」と笑顔で渡された。
もう家に帰宅したと思っていた相手が、帰ってきただけじゃなく自分のために温かい飲み物を用意してくれたことに心が動かされた。
おでん
クリマが閉まるということで、帰ることになった。解散してもよかったけど相手ともうちょっと居たくなっていた俺はおでんを食べませんか?と提案。
相手も快諾してくれたが、その次に発した言葉に驚きを隠せなかった。
「寒いし、うちの家で食べない?笑」
「え、いいんですか?」と一つ返事した俺はおでんとお酒を買って、相手の家にお邪魔することになった。
相手の部屋
相手の部屋にお邪魔するなり驚いたのは、整然とした部屋だった。
「大学の友達含め、これまで入った部屋の中で一番おしゃれです笑」と言うと、
「社会人になって、自分の機嫌は自分で取らなきゃなって。部屋が汚いと嫌じゃん(笑)」と大人の余裕を見せられ俺はまたも心が動かされた。
おでんとお酒を飲みながらyoutubeを見たり適当に話したりするなかで意気投合。ただ、相手も酔っぱらってきたのか大人な感じから自分に甘えてきたためそのギャップにまた心を奪われ、結局その日は相手の家に泊まった。
翌日
夜は、心拍数の速さを心配されるほどに飲んでしまっていたため特になにもなく翌朝を迎えた。
昼から予定があったため、朝に帰った。帰宅してアプリ内のトークを見ると楽しかった!という言葉と共に昨日のクリマの写真が送られていた。そして「LINE交換しない?」と来ていた。
もちろん、そっこーで交換。そして、嘘をついたことをなかったことにしたかった俺はマッチングアプリを削除。
ありがとうございます
今回は、”あの人”との出会いを中心に書きました。
なんて自分勝手なんですかねぇ。自分は嘘をついているのに。
こんなくそみたいな自分の話を最後まで見ていただきありがとうございます。