避けることしかできなかった思春期の恋愛
結婚前の夫との恋愛期間は1年弱。
28歳の時だった。
初めて心から安心し信頼できる、とても満たされたものだった。自分の思い描く理想の恋愛が叶えられて嬉しかった。
しかし、それまでの恋愛は一瞬で終わってしまうもので、相手をよく知る前にお別れしてしまっていた。
自分から振る事もあったし、振られる事もあった。付き合ったと自信を持って言えないものばかりで恥ずかしくなる。
こんな恋愛ばかりで原因は挙げたらきりがない。思い返す時、小学校時代から中学高校時代が必ず出てくる。
苦しく辛かった思い出、素直にかわいくなれたらという後悔。
幼い頃の私は女子であることが嫌で、身体に起こる幾つもの変化に怯えていた。
小学校6年の頃の自分の身に起こった事がきっかけで、私は大人の男性に恐怖を覚えるようになった。
中高時代は周りが恋愛しており、私にも好意を寄せてくれる人が現れたのに受け入れる事ができず、避けてしまった。
恋愛に憧れを持っていたのに、いざその時がくると逃げてしまうのだった。
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