評定について
高校時代の成績を証明するものが「評定」になります。各学期ごとに100点満点での評価が渡されると思いますが、学年末の成績が評定を決めます。(3学期の学年末考査はあくまで3学期の成績)
その成績によって5段階評価されるのですが、気をつけておきたいポイントがあります。
たとえば65点以上は「4」と規定しているとすると63点だと「3」になります。わずか2点で評定が変わってしまいます。これは非常に大きくて大学の出願に影響してきます。1年間の評定の合計が40、科目数が10あったとすると、1年間の評定平均値は「4」です。
1年間の評定の合計が49、科目数が10あったとすると、1年間の評定平均値は「3.9」になってしまいます。仮に出願条件が各学年の評定平均値が4以上
というものだったとすると、後者は出願条件を満たせないことになります。このような悲劇は実際に起こります。評定は4.5あってもある学年の一科目だけ0.1満たしていないことで出願できず、泣き崩れ保健室で一日過ごすという生徒もいました。ですので、自分の得点を確認し、一つ上の評定が狙えそうなら狙うべきです。高校生の成績になるのは、先生方の作成された定期考査だけです。模試は到達度の確認にすぎません。成績には一切加味されません。そのことを自覚しておきましょう。
※評定に影響なくても先生方は100点換算の方もきちんと見ているので、なるべく高得点を目指しましょう。