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【Vol.4 児童養護施設の役割】
今回は児童養護施設の役割について1つ紹介させていただきます。
それは「子どもの家庭復帰」です。
子どもと一緒に生活しているとこれからも成長を見守っていきたい!
そう思うことがあります。
しかし、あくまで施設は施設、親は親です
子どもが家庭に復帰できるよう動いていかなければなりません。
こういった場合、動くのは施設だけではありません。
児童相談所 という機関が大きく関わってきます。
親・児童相談所・児童養護施設の三角形が基本形です。
主に親や子どもの家庭復帰への気持ちの聞き取りは児童相談所ですが、子どもに関しては児童養護施設も関わることが多くあります。
児童養護施設としては、子どもが家庭復帰を望んでいるか、望んでいないのか、
また望んでいない場合、じゃあ施設で育てよう
ではなく、なぜ家に帰りたくないのか、どうしたら帰りたいと思うか
そのように促していくことが求められます。
子どもと親の意見が一致し、初めて引き取りに向けて具体的に動いていくことになります。
このように児童養護施設は、子どもを育てること以外に、子どもが家庭へ戻るためにどうしていくか計画等を立てる役割もあります。
引き取りなどに向けた動き等もありますが、それはまたいつか、、、
ありがとうございました。