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屋久島を満喫

先日、8月中旬に屋久島を訪れる機会に恵まれました。
お盆休みの直前にふと旅行を決めたものの、屋久島の自然や温かい人々に触れた瞬間から心が満たされ、特別なひとときを過ごすことがきでました。その時の旅の記録をお届けします。


大ちゃんハウスに泊まる経緯

屋久島に行くことを決めた後に、私はすぐに宿を探しました。

旅行に行くまで割と時間がなく、安く泊まれる場所をネットで検索していたところ、口コミが良かったモンゴル式のテント(ゲル)の宿「大ちゃんハウス」を見つけました。

モンゴル式ゲルという言葉をこのとき初めて知り、面白そうな宿泊だと思いここに決めました。

「大ちゃんハウス」とは?

大ちゃんハウスは、モンゴル式のゲルの宿で、サーカスみたいなテントの中にベットや机がある空間です。

大ちゃんハウスは、車を入れる入口が狭く、駐車スペースが狭いので注意が必要です。
バックで駐車をしないと、車を出すときに困ります。
私はちゃんと下調べをしていなかったので、前から車を入れてしまいました。その為、車を出すときにバックで出して凄く怖かったです。

大ちゃんハウス


1日目

8/15の昼頃に屋久島空港に到着。空港前でレンタカーを借りました。
その後に「かたぎりさん」でお昼ご飯を食べました。
お昼ご飯を食べたら大ちゃんハウスに向い、チェックインをしました。

そこでは、宿のオーナーさんのお手製の「屋久島の観光スポットやスーパ」などを紹介している冊子を見せながら屋久島のこと説明をしてくれます。

その後にオーナーさんから「今日の夜に湯泊温泉に行きますか?」と誘われました。
オーナーさんが車を運転して乗せてくれるということでしたので、湯泊温泉に一緒に行きました。
男女が分かれている屋根や囲いがある天然のお風呂です。湯泊温泉は、全裸かタオルを巻いて入るしか駄目だそうです。

※水着を着ての温泉に入るのは駄目だそうです。

カメノテの酒蒸し

2日目


8月16日、朝5時に宿までツアーガイドさんが迎えに来て、トレッキングツアーに出発しました。

ツアーガイドさんに加えて、見知らぬ女性3人のグループと私のメンバーで一緒に歩くことに。目的地は白谷雲水峡です。苔むす森や太鼓岩を通り、木々が生み出す自然の癒やしを感じることができました。

最初は、比較的歩きやすい舗装されている道を進みましたが、ゴールに近づくにつれて足場が悪くなり、特に太鼓岩の手前は登るのが大変でした。しかし、最後にたどり着いた太鼓岩からは、一面に広がる緑の絶景が目の前に広がり、疲れが一気に吹き飛びました。

道中、一緒にツアーに参加していた女性グループと仲良くなり、「やっほー」「ありがとう」と声を掛け合い、やまびこを楽しみました。声が返ってくるたびに面白くなり、何度もやって大いに盛り上がりました。

ツアーが終わった頃には、すっかり疲れ果ててしまい、車に戻るとすぐに爆睡。ガイドさんが宿まで送ってもらいました。朝を早く起きたせいで、宿に戻るとそのまま眠り込み、気づけば午後3時になっていました。

15時という時間では、ほとんどの飲食店が閉まっていたので、前日にスーパーで買ったゼリーを食べて軽く済ませました。その後、夜ご飯を迷っていると、宿のオーナーさんが「いその香りがおすすめだよ。でも人気店だから、必ず予約してね。」と教えてくれました。
また、湯泊温泉に行きたかったので、オーナーさんに「今日も湯泊温泉行きたいのですが、連れていってもらえますか?」とお願いすると、「いいよ、準備して時間になったら宿の前にいてね」と言ってくれました。
すぐに「いその香り」の空きの確認すると、17時から席が空いているとのことだったので、早速予約を入れて準備をし、店に向かました。地魚の握りとトビウオの姿揚げを注文し、美味しい食事を楽しみました。
カウンター席は4席のみ。隣に座っていた女性に話しかけ、世間話をしながら盛り上がりました。話の流れで「今日の夜、湯泊温泉行くんですが、一緒に行きませんか?」と誘ったところ、快く承諾してくれました。
結局、カウンターにいた他の人たちも含めて、合計4人で湯泊温泉に行くことになりました。その日は、地元の人しか知らない隠れた温泉にも入りました。天然の露天風呂のようで、屋根や仕切りがなく、広がる星空と月がとても美しかったです。

太鼓岩

3日目

8月17日、シュノーケリングの予定があったため、朝ごはんを早めに食べたいとオーナーさんに相談しました。すると、早朝に注文できる宅配弁当があることを教えてくれたので、すぐに電話で注文しました。オーナーさんが受け取ってくれるとのことで、朝に受け取ったお弁当を私に渡してくれました。

朝食を済ませた後、サルやシカに遭遇することで有名な西部林道を通り、一湊海水浴場へ向かいました。西部林道では、動物たちが人や車に慣れているため、道を譲ってくれないことや突然飛び出してくることもあるので、慎重に運転が必要です。さらに、道幅が狭くカーブも多いため、特別な用事がない限り通らないほうがいい道だと感じました。

無事に一湊海水浴場に到着し、ゴーグルとウェットスーツを装着。海へ向かうまでの道中で、4人グループの1人の女性に声をかけ、世間話をしながら歩きました。海に入ると、魚やサンゴ礁が広がり、少し沖に進むとウミガメが1匹、のんびりと泳いでいるのを見ることができました。

シュノーケリングが終わった後、その4人グループと一緒にお昼ご飯を食べに行くことになり、私のレンタカーにみんなで乗り込み、移動して食事を楽しみました。お昼を終えた後、空港で解散。私はレンタカーを返却し、彼らはお土産を見ていました。

ウミガメ

オーナーさんから教えてもらった豆知識

・スーパーはA-coopが品揃えが良くなるのは15時から17時の間
・ コンビニがなく、お金を下ろせるのは郵便局のみ
・夜は街灯が暗く、急にシカやサルが出るので必要最低限以外は運転しないほうがいい


まとめ

大ちゃんハウスのオーナーさんのおかげで、地元の人しか知らないような穴場の露天温泉を体験することができました。

屋根も仕切りもない自然そのままの温泉で、満点の星空や月を眺めながらの入浴は、忘れられないひとときとなりました。

もし屋久島に行く機会があれば、ぜひ「大ちゃんハウス」に宿泊してみてください。オーナーさんの温かいおもてなしと、地元ならではの貴重な情報が、旅をより一層特別なものにしてくれるはずです。



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