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人に影響を与えられるお仕事【アニメクリエイター講演会】

こんにちは!
今回は、6月24日(土)に開催された『アニメクリエイター講演会~アニメ業界への扉を開こう!~高知で生まれるアニメの未来~』について書かせていただこうと思います😌

※本イベントは、高知県内の中学生・高校生を対象としたイベントであり、エイトカラーズ社員はイベント関係者として参加させていただいております。
※ベースは講演会の内容からの引用ですが、一部記入者の個人的な主観も入り混じっております。予めご了承ください。



講演
「アニメ制作の仕事とは
~アニメーターという仕事の魅力~」


株式会社プロダクション・アイジー 作画監督・キャラクターデザイン
後藤 隆幸 氏

ーーーアニメーションとは?ーーー
実写ではなく創作した人物などの複数の静止画をコマ撮りなどによって
動きを作る技術のこと

後藤さんはそう教えて下さいました。
実写の映像作品は、俳優さんや物体の動きをカメラで撮影していますよね📹
しかしアニメーションは、その登場人物から建物・背景・小道具までを創作して、それらの動きをコマ撮りによって作っているんです!!

1つの作品に対してどれほどの数の絵を描いてできあがっているのか、想像するだけで結構ゾッとしますよね…😱

作品を作り上げるのにはかなりの人数が必要であるため、工程ひとつひとつにそれぞれ職種があり、チームになって作品を作り上げている業界なのだと後藤さんは語っていました。



ーーーアニメーターってどんな仕事?ーーー
動きを作る仕事
・役者になれる仕事
・何者でもない人が何者かになれる仕事

アニメーターって何?と聞かれて、誰もがアニメの登場人物や物体を動かしている人だと考えるのではないでしょうか?
でもその誰もが思っている以上に動きを作るのって簡単ではなく、上記の「アニメーションとは?」でも記載しましたが、かなりの枚数や人数が必要になります。
動きを作るってそれくらい大変ですが、他には無いお仕事ですよね☝️

そして、アニメーションは登場人物も創作しています。
その登場人物を動かし生かしているのがアニメーターです!!
つまり、アニメーターは役者にもなれるということなんですね💪
何なら、役者だけじゃなくって、カメラマンさん達にもなれるとも言えるかもしれませんね。

更に、アニメって今では当たり前に日常の中に存在している文化ですよね。
ですからたくさんの人の目に留まります👀
このアニメを観て人生観が変わりましたという話や、このアニメに影響を受けてスポーツを始めましたといったようなエピソードを目にした人もいるのではないでしょうか?
直接的ではないかもしれませんが、もしあなたが関わった作品を観てそのように変わった人がいたらどうでしょう?
人に影響を与えられたら、何者かになれたという実感が得られると思いませんか✨

後藤さんも実際に体感した感覚なのだそうですよ😳😳
とても夢がありますよね!!
どんな仕事でも得られるような感覚ではありません。


後藤さんの講演後半には、実際にジャンプする動きを作ってみよう!というワークショップも行われました😊
学生さんに順番にジャンプの動きを描いてもらって、最終的にそれを一つずつ撮影して動きを見るという流れでしたが、動きを描く上で大切なのは、自分でその動きをやってみることだと後藤さんは仰っていました。
膝の曲げ伸ばしや腕の位置など、自分の体で体感したり見たりすることで、どんどん自然な動きになっていきました🤩🤩
学生さんにジャンプしてもらう時もあれば、後藤さんが何度もジャンプさせられるという場面もあり、かなり和やかな空間が広がっていましたねw

後藤さんも楽しそうでした🎵


ーーー最後に後藤さんが伝えたいことーーー

〇この仕事は、見てくれる人にいろんな影響を与えられる仕事
〇毎日違うカットを描くから、毎日が新鮮な気持ちでいられる仕事
〇若い人の力をお借りたい。大丈夫。夢は絶対叶うから


参加されていた高知県の学生さんたちみんなが、目をキラキラと輝かせながら話を聞いていました✨✨
きっと、後藤さんの言葉を受けてこの仕事に進むことを決めた学生さんや、新たに興味を持ってくれた学生さんもいるのではないでしょうか!!!

高知にはアニメやまんがに軸を置いたイベントなども多数行われていて、興味があって仕事にしたいと思っている若い人も少なくないと思います…
「でも地方だし」「実家を出れないし」という方々。

アニメ業界は皆さんの力を求めています!!』

是非力を貸してください😌😌




トークイベント
「高知で生まれるアニメの未来
~地方でもアニメ制作の仕事ができる!~」

<登壇者>
株式会社プロダクション・アイジー 作画監督・キャラクターデザイン
後藤 隆幸 氏
株式会社プロダクション・アイジー
山川 道子 氏
株式会社スタジオエイトカラーズ 代表取締役
宇田 英男
株式会社スタジオエイトカラーズ アニメーター
彼末 真由子

※BLACK SHIP株式会社 菊地 美香 氏は、体調不良により登壇を見送ることとなり、弊社の彼末がゲストとして登壇いたしました。

皆様ざっくばらんに話されていました😆

ここからは、トークイベントということで4名の方々がご登壇され、自由に話をしていただきました🎤🎤

後藤さんと山川さんがモデレーターとなって、"高知県で事業を始めたきっかけ"や、"地方でアニメ制作をすることのメリット"、"エイトカラーズの会社に来社いただいた際に抱いた疑問点"などを質問してくださり、質問に対して弊社の宇田さんと彼末さんが答えていました👏

トークの様子を一部だけ抜粋して紹介いたします。
↓↓↓

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後藤 氏:高知で事業をはじめようと思った理由を教えて下さい。

宇田:地方でアニメ事業をはじめたいと元々考えていて、初めは京都でやろうと考えて進めていたけどタイミングが合わなかったんですw
そんな時に、高知県のイベントに参加する機会があって、高知県から新しい事業を始めたいんだと話をもらったのがきっかけでしたね。

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後藤 氏:この仕事のやりがいって何でしょうね?

彼末:クレジットに載ることでしょうか?かなりスペシャルなことだと思っています😊アニメを観ると実際に自分が担当したのは一瞬なんですが、その一瞬のために時間を掛けたことを思い出して感動します。また、名前が載るとどんな仕事をしているのか人に伝えやすいというメリットもあるので、スクショ撮って知り合いに自慢したりしましたねw

後藤 氏:歴史に名が残りますもんね。絵だから海外の人にも認知してもらえるし…(´ー`*)ウンウン

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山川 氏:エイトカラーズを見学したのですが、社員同士の顔が見えるところが素敵だと思いました😳大きな会社ほど人の顔が見えないから、正直何をやっているのか分かりづらいんですよw

宇田:東京のスタジオにあってうちにないのは、経験者だと思うんです。だから、みんなで助け合いながら顔見てコミュニケーション取ってやろうという考えですね!ここからスターが生まれたら嬉しいですね。

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ここには書ききれませんが他にも様々な質問を投げかけて下さり、エイトカラーズのことだけではなく、アニメ業界への思いや今後の高知県の動きに関しても話をしてくれていました。
学生へ質問を投げかけたりしながら、和気藹々とした雰囲気でトークイベントが行われましたよ🎵



最後には、質疑応答の時間として会場にいる学生やZoomで参加している学生から質問を募り、それに答えるという時間がありました!
"高知県に対する疑問"や、"アニメーションのコツ"、"夢を叶えることに対しての不安点"などを赤裸々に質問してくれていて、高知の学生たちがいかにこのイベントに対して真剣に参加していて、アニメ業界を夢見ているのかを改めて実感しました💭


今回のアニメクリエイター講演会は、内容全てをまとめた本とか出してほしいくらい、かなり濃厚で貴重なイベントになっていたと思います😳
高知県からは"またこのようなイベントをやりたい"と、後藤さんからも"また講演会に参加したい"と仰っていただけました!!

その際は是非、みなさん奮ってご応募ください✋

これは本公演会での山川さんのお言葉ですが、アニメ業界を夢見ている皆さん、役職はどうあれ『とりあえずまずはアニメ業界に入ってみて』ください!そこから様々な方向へ進んでいく人もいるそうです。
躊躇わずまずはアニメ会社にアプローチしてみて、一歩踏み出してみましょう👣




本記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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