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【龍馬学園アニメ講座】ゲスト特別授業Vol.2★プロデューサーのお仕事編~

こんにちは。スタジオエイトカラーズの江元です。

新年が始まって第2回目となるゲスト特別授業は、【DMM.com】(以下DMM)でプロデューサーをされている【高篠秀一】さんです!

生徒のみなさん、DMMという会社を知っている人は多数!
高篠さんによるプロデューサーの実際のお仕事について、スライドを用いながら2時間、たくさんお話していただきました。


★高篠さんって、どんな人?

高篠さんの自己紹介に触れている写真


高篠さん:「プロデューサーという仕事は、雑用です!」

【プロデューサー】と聞くと、華やかなイメージを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
現在、高篠さんはプロデューサーを務めていて、これまでも数々のアニメ作品に関わってきました。

一週間のスケジュールはこんな感じで、と、仕事内容についてざっくばらんにお話してくれました。

簡潔にまとめられたスライドに、生徒さんと向かい合ってユーモアを交えながらのお話で、あっという間に惹き込まれてしまいました!

★プロデューサーのお仕事、制作のはじまり。

制作と制作のお話より、制作のはじまりについて話す写真


高篠さん:『このアニメを作ろう! は、誰かが言い出します。』

このきっかけから、プロデューサーはいろんなことを決めていくそうです。
しかも、現在受け持っている複数の仕事と並行して進めていくのだそう。

公開時期やお金(予算)のこと、宣伝効果を考えたキャスティング。
クリエイターの方との関わり、サイトの設立、PV制作、メディア発信などなど…!
できることは全部やる!のだそう。
プロデューサーの仕事は、多岐にわたります。

高篠さん:『原作である【作品】を、いかに【商品】にできるかを考えなければいけないお仕事です。』

高篠さん自身、アニメが好きな気持ちは本物です。
しかし世間の声は厳しく、葛藤もあるといいます。
イベントでお客さんの反応が見られるのを、楽しみにしているそうです。

★宣伝すること。発信すること。


高篠さん:『世の中にはヒットするしないに関わらず、こんなにやらなきゃいけない!ということを知って欲しい。』

アニメはたくさんあって、いつも別のもの(作品)とユーザーを取り合っている。ユーザーの時間を確保するのは大変なこと。
そう高篠さんは話します。

キャッチコピーを考えたり、作品のコンセプトを考えたり。
ターゲットにささること・ものはなにか?を考えます。
対象となるユーザーの生活に、いかに入り込めるか。
需要がある作品をつくるには、 その人と繋がる必要がある。

高篠さん:
興味喚起を促すためには、【発信】していくことが大切です。』

プロデューサーの仕事は、アニメを作ることだけが仕事ではないといいます。
ご当地アニメを制作したときは、地元のタイアップイラストを作って、地元メディアの方と繋がって放送してもらったり、現地にポスターを貼ったり、現地×アニメコラボの取り組みを頑張ったそうです。
声優さんに聖地巡礼してもらって、劇中場面を紹介してもらったり。

実際にこんなことをした。するとこんな効果があって、次に繋がった。などの自身の体験を、たくさん語ってくれました。

★アニメ制作の裏側、関係者の思い。


宣伝には、アニメ会社や声優など、表舞台で活動している方達だけでなく、アニメ制作の裏側には、たくさんの人が関わっているわけです。
制作したアニメが成功しても失敗しても、その過程には、数えきれない人の協力があって、成り立っています。

高篠さん:『アニメ制作の関係者にも声をもらって、こういう思いで作っているからみて欲しい、の気持ちも大切にしています。』

思いを形にするために、さまざまな工程を経て、ユーザーに触れるまで。
そこにはたくさんの時間とお金、関係者の思いが詰まっています。

私達がアニメグッズなどの商品を購入したり、聖地巡礼するなどの推し活を楽しんでいる、その裏側には、誰かの仕事があることを忘れないでいて欲しい。
そんな思いが、高篠さんから伝わってきました。

高篠さん:『キャラクターに毎日触れる活動を頑張っています!』

授業中の生徒さんの様子


高篠さんは最後に、生徒さんに向けてエールを贈ってくれました!

『学校でイラストを勉強して、仕事にしたいと思う方はいると思います。
けれど、絵のスキルの活用の仕方はたくさんある。仕事のチャンスは、たくさんあります。』
いろんなところにいろんな事業があり、需要があります。
自分で動き続けることが大切です。 進路選択に役立ててください。』

生徒のみなさん、いかがだったでしょうか。
エイトカラーズのスタッフも、高篠さんの授業を配信で見て大好評でした!

授業の前日から大寒波で、南国と言われる高知でも雪が積もるところもありましたね。
寒い中お越しいただき、貴重な授業をありがとうございました。

高篠さん、生徒のみなさん、お疲れ様でした。🙇‍♀️✨

次週もゲスト特別授業を予定しています!
どうかお楽しみに🌈

本記事を読んでくださり、ありがとうございました。




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