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今年に必要となるもの「贅との距離」
「贅」とは「無駄、必要のないもの」という意味で「贅沢」とはそれらの最上級のことになります。
ここ十数年で日本人は「しんどいこと」に向き合わないことを推奨されることで弱らされた結果、本当に住みにくい国になってしまいました。甘い甘い人参を目の前にぶら下げられ走り続けた結果として残ったものは、
楽をお金で買わないといけない生活
だけのように感じます。さらにここ数年でしんどいことはしてはいけないと甘やかす人や企業だけが儲かり、それらに依存をする人たちは疲弊していくだけの悪いサイクルが出来上がってしまいました。
そのサイクルを今年は断ち切りましょう!
そこで大事になってくるのが「贅との距離」になります。贅の存在は心を弱くするので「必要以上」は持たないようにすることが大事になると思ってください。普段の生活で贅の存在が普通になってしまうと、人の心は知らないうちに弱っていきます。最新家電や、最近の流行りのサービスなどはほとんどが「自分でできること」なので、それらを使うことはお金を払って自分を弱らせているのだと考えてください。
自分でできることは自分でやる
自分でできないことだけやってもらう
これだけを意識することで普段の生活は大きく変わります。最初に大きな手間はかかりますししんどいかもしれませんが、それらができるようになれば面白いくらいに自分の生活の幅が増えると思ってください。
千円が贅沢に感じたのが、二千円になり、一万円になり、十万円になるように人の欲には際限がありません。それを逆手に取って「これも自分でできるのではないか」「これはこうすればいいのではないか」「これは必要ではない」という「自分でやってみる欲」の考え方を際限なく楽しむことができれば、いろいろなことが楽しくできるようになると思ってください。
最近では物価が上がり生活が苦しくなったこともあると思いますが、楽をお金で買わされ過ぎて生活が苦しくなっているほうが多くなっているように思います。そうならないためにも、
たまの贅のために日々の生活を整える
ことを大事にして今年一年を過ごしてみてください。必ず何かが変わると思いますよ。