
「痛み」が気づかせてくれること
1月にひざを痛めた膝がやっと痛みも引き始めたので少しずつ走り始めました。痛みがぶり返さないようにゆっくりですがやはり走るのは楽しいですね。
変な話ですが、今回怪我をして忘れていたことを思い出しました。
「元気な時には気づけないことがある」
ということです。
元気な時は痛みもしんどさもないので「気をつける」ことに散漫になります。元気な時に悪いことをイメージして動くことはあまりよくないのである程度は散漫になるのはいいのですが、いいイメージに意識を全振りしてしまうと知らぬ間に起きている「緩やかな下り坂」に気づけないことに気をつけないといけないことを忘れてしまいました。
反省です。
さらに今回、もう一つ思い出したことがあります。
「痛みは間違いを教えてくれる」
恐る恐るですが痛みが出ないように丁寧に走ってみると、いかに雑に走っていたかがわかります。この雑さの間違いが蓄積して「痛み」になるのだと思います。
これらのことは生活にもいえることなのだと思います。
いい時ほど悪いことを意識する気持ちが散漫になり「丁寧」を忘れがちになります。丁寧を忘れ雑になった部分が蓄積し「緩やかな下り坂」が生まれ、知らぬ間に苦しみに苛まれるようになります。生活の中での苦しみはこの「雑さ」に対する気持ちの持ちようが大事なのではないかと思います。
元気:不安=8:2
くらいで、常に少し不安に対して意識を持っておくことができれば、苦しみが生まれたとしても少ないうちに対応ができるのではないかと今回の怪我で改めて思わされました。