幸せになるために受け入れるべきもの
「本当の幸せは不満、不安、不条理と同居することを忘れるな」
神さんは幸せについてこう言われます。
大きなお金を得たいと思うと、それ相応の責任と労働が必要になります。そのために長時間の労働を選ぶ人もいれば、大きなお金を投資して利益を得ようと考える人もいるでしょうし、もしかしたら人から奪うことを考える人もいるかもしれません。大きなお金を得るということも含めて何か幸せを手に入れたいという「陽の欲」には必ず何かしらの「陰の対価」が必要になるのです。
陰の対価は幸せを享受するためには切っては切れないものなのに、どうにか切れないかと苦心をして堂々巡りをしておられる人が多いように思います。できないことに苦心する時間を無駄に過ごすのならば、
「陰の対価を受け入れる」
これだけでいいのではないかと僕は思っています。
陰の対価を受け入れ、享受した幸せを謳歌する。勇気もを持って陰の対価を受け入れることができれば、幸せは無条件にやってきます。逆に陰の対価がない幸せを求めれば、永遠に幸せはやってきません。
人生がしんどい人のほとんどが、陰の対価の支払い途中でやめて次の幸せを探してしまっているように思います。これでは享受できる幸せに行きつく前に次のしんどさを抱えているようなものなので、いつまでたっても幸せにたどり着けないのは自明の理なのです。
今、あなたの目の前にある「陰の対価」は誰かがあなたにもたらしたものではなく、あなたが求めた幸せに対するものだと思ってください。そうすれば「選択権」と「解決方法」があなたの手元にやってくるはずです。現状を変える方法は、あなたの手元にしかないのです。
不安や不満や不条理を恐れるのではなく、それらも幸せの一部だと思えば考え方は変わるのではないかと思います。
それらを排除して幸せを失うか、それらを受け入れて幸せに生きるか。
そう考えると、生き方は楽になるのではないかと思う今日この頃です。