神さんとの日常「家選び」
これまでは神さんとのお仕事のことについていろいろと書いてきましたが、今回は少し違う日常のお話も書かせてもらおうと思います。普段の神さんはどんな感じなのかを読んでいただければ、きっと神さんとの距離が縮んで肩の力を抜くことができると思いますよ。
まず最初は「家選び」のお話をさせていただこうと思います。
結婚をすることになり、当時住んでいた店舗兼住宅の六畳一間のワンルームでは二人で住むのは絶対に無理なので新しい場所に引っ越しをすることになりました。おうち選びのきっかけはそんな感じでスタートします。
神さんと一緒に「家選び」と聞くと大変なイメージを持たれる方が多いと思います。正解です(笑)。神さんの希望がなかなか満たされる家がなかったので決めるまでにかなり時間がかかりました。最終的に神さんの希望は一つだったのですが、それをちゃんと言ってもらえなかったので希望に合う家を探し続ける日々が2,3か月続きました。
家探しの時の基準はまず僕自身が家に入ってみて嫌な感じがないことなのですが、入ってみていい感じではないかと思っても神さんは興味がない家には「ふん」と空返事しかされません。最後のほうは気が向かない家には入ってもこられない感じでした。
そんな調子で3か月くらいが過ぎた時でした。用事で普段使わない道を通った時に貸家の看板がかかっている一軒家がありました。その場所は僕が移りたいと思っている圏内から外れている所だったのですが、妙に気になったのでその場で不動産屋さんに電話をして中を見せてもらうことにしまました。その家には神さんもすっと入ってこられてすごくご機嫌な感じでおられましたし、その時には別々に暮らしていた奥さんにも了解がもらえ、僕自身も嫌な感じもなくお店をすることも認めてもらえた条件はすべて整っている家でした。
家賃以外は(笑)。
当時はまだ今ほどの収入もなかったので正直この家の家賃を払い続ける自信がなかったのですが、お一人だけこのおうちに住む気満々の方がおられたのです。そう、神さんです。
「どうにかなるからここにしよう」
神さんはニコニコしながらずっとそう言ってこられました。どう考えても自分がそこに住みたいという気持ちがスケスケなのですが(笑)、それにはきちんとした?理由があり僕も納得をしたことと、僕もこれ以上の物件は出てこないだろうということで契約をさせてもらうことになりました。なんだかんだ奥さんの引っ越し日のギリギリに決めたので、最後は引っ越しのトラックを家の前に止めて契約をしてそのまま入居というバタバタな感じでしたが、何とか無事に家選びを終えることができました。
ここまで読んでいただいて、神さんの家選びの希望が何だったか気になっておられる方も多いと思います。神さんの希望はただ一つ、
「一人一部屋あること」
でした。僕はいろんな神さんの力を借りるのですが、主には六人の神さんに力を借りているので、その神さん一人一人に部屋があることが神さんにとって大事だったようです。
最初は二人で住むのに5DKの家は大きすぎるのでどうかと思ったのですが、神さんのことを考えたら必要かと納得できましたし、今となっては自分のお店と奥さんの作業場が一つの家でできているので、そういうことも踏まえて神さんはこの家を勧められたのではないかと思っています。
ほぼほぼ、自分たちの居場所づくりのような気もしますが・・・(笑)。
こんな感じで神さんとののんびりした日常のこともこれから書いていこうと思います。
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