神さんとのお仕事㉓「うまくいっている時ほど」
「神さんはやった分の力しか貸してくれない」ということをこのブログで何度か書いてきました。このことはある程度書いているので詳しくは書きませんが、この考え方のもう一つ別の考え方に「先払い」というものがあります。これも少しブログで触れたのですが、詳しくはお話をしていなかったので今回はこのあたりのことを書いていこうと思います。
やっていることがうまくいっていたのに「欲」が出てきて失敗した。
こういう経験をされたという方は多いと思います。大抵の方は「このあたりで楽ができたら」とか「これくらいは大丈夫」とか「今の勢いならばいける」と思って安易にした行動が原因が失敗の原因になっていると思います。確かに楽にうまくいくことができれば良いのですが、その判断の誤りの中に「自分が楽ができる」という部分が大半を占める時は気をつけなければいけません。なぜならばその行動が、
「幸せの先払い」
になっているかもしれないからです。少しの先払いならば頑張っている分で相殺ができるのですが、だんだん欲が勝ちはじめて「相殺分以上の先払い」が出てくると物事は必ずうまくいかなくなっていきます。これが失敗をする時のサイクルなのです。
ただ、家事でも事業でも何事にもですが一人ないしは数人で何かをやり続けることはとても大変なので、誰かに何かを頼まないといけないようなことが必ず出てくると思います。そんな時は誰かにお願いをすることは全然大丈夫ですが、気をつけておかないといけないことがあります。それが
「お願いをしたあとも変わらず忙しい状態でいる」
ことだと神さんは言われます。自分のやるべきことを誰かに押し付けて楽になるのは「先払い」になるので、その分の苦労が別の形でやってくるか他の人がやってくれた分がカウントされないので、やっていると思っているほどうまくいかない状態になります。
「一番大変なことと責任のあることは他の人に任せてはいけない」
こういう時に神さんはこうも言われます。誰かにお願いをする時は、自分が一番しんどい位置にいることが大事なのです。自分の近くのしんどいことではなく、手の届かない楽なところをお願いするように心がければ間違いないように思います。
うまくいっている時ほど気をつけないといけないことはたくさん増えます。だからといってそこに意識を向けすぎるのもよくないですが、
「今の幸せの対価は何か」
ということを常に考えておけば、「大変だと思うこと」が「今の幸せに必要」なことだと簡単に気づくことができるようになるのでそれらを手放すことはなくなると思います。最近はこのあたりのことがないがしろになっていることが本当に残念でなりません。
うまくいっている時こそ頑張りの先払いを意識する
うまくいっていない時も常にこの考えを意識するようになれば、必ずあとから幸せがやってきます。それでもうまくいかなければ、まだが頑張りが足りていなかったと思って精進をする。最初は大変ですがこれを繰り返していれば必ずいいサイクルはやってきます。
頑張りましょう。