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家が大丈夫でも、インフラだめなら住めない?…知れば知るほど考えさせられる、社会インフラの実態と私達の生活…


●家に「住める」ために必要なこと

例えば…耐震性など、家そのものの安全性を高め、しっかりさせることは前提です。その上で…家の下…地面に埋まるもののリスクと生活の関係も知っておきませんか?

地震で液状化が起きると、地中に埋まっている配管(ガス・水道・下水など)が沈下や浮き上がりにより、折れたり外れたりする可能性はゼロでは無いです。その際、家が大丈夫でも生活ができない事態に陥ります。

それだけ…埋まっている敷地内個々の配管に限らず、道路に埋まっている公共配管も一緒に重要なことが分かると思います。



●公共インフラ(施設)も老朽化

全国的に…インフラは老朽化が深刻です。


新聞にも紹介されていましたが…目に見える橋をはじめ、護岸堤防や道路、道路に埋まっている配管も維持管理が追いつかな実態がわかります。普通に出来てきた、家の生活もままなりません。

社会インフラは、安全上の寿命を50年としており、5年に1度点検が義務付けられているそうです。適切な時期に補修や修繕が出来なければ、災害リスクが高まることを教えてくれています…

政令指定都市を除く市区町村管理の施設では、橋などは6割、トンネルは5割弱、堤防や護岸は8割強、修繕されていない実態と新聞に書かれていました。



●具体的な現象から学びたい

インフラと建物被災が関係してしまう「側方流動」という現象があります。

液状化によりインフラである護岸に影響、地面に埋まっている配管類だけでなく、地盤に杭打ち補強している建物にも被害が及ぶ……個別の対策を超えている現象が起こり得ることを理解しました。



●感じていること

家が無事でもインフラがダメージ受ければ生活が出来ない!という事実…。社会インフラを維持管理する重要性を突きつけられています。

道路の水道や下水整備一つとっても、都市計画や宅地開発区域などハード面でのまちづくりが過去より拡大してきた。

地域それぞれで…家もインフラも拡大、社会経済の活性化やカタチの豊かさに繋がってきた一方で、それらをどう維持管理するの゙か、どう維持管理できるのか、どう維持管理したほうが望ましいのか、私達みんなが考えていく必要性があると思います。

維持管理も…それは地域住人の税金で賄われます。

維持管理の民間技術ノウハウ、現場労働者の高齢化など社会環境だけをみても…これまで掛けてきたハシゴ=仕組み を当たり前ととらえて先を考えること自体、もはや限界ではないでしょうか…。

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