UMAREX（VFC）Glock42の外見を少し？変えてみよう（その2）
UMAREX Glock42、国内では現状(2025年2月現在)だと外装やカスタムパーツの選択肢がそれ程多くないので、今回がGlock42関連記事の一旦締めになると思います（たぶん） …スライド内研磨？結局しなくても問題なかった
【PROTEC SSRU】
純正リコイルスプリング一式は、ガイドの表面処理が粗過ぎる事とスプリングが台湾仕様に近いのかまだ強い状態なので、日本の環境である程度スムーズに動かすにはこの部位の交換は避けて通れません（つまり厳密にはドレスアップを兼ねたカスタムパーツ）
以前はスプリングだけなら複数メーカーが選択肢としてあったようですが、現状は在庫欠品状態なので今回はGBBガンの不等ピッチリコイルスプリングで定評のある、PROTEC SSRUを使用する事にしました
（筆者はGBBガンを調達した場合、必ずこちらのメーカーサイトでRSP適合リストをチェックしてすぐ差替えてしまう位にはお勧めの逸品です）
ただ外見的には結構きれいに整ってしまう為に一瞬ためらいはあったのですが、ネットでの実銃カスタム画像を見ていたら、先の記事に挙げてたGlockカスタムおじのショップSNSアカウントでこんな画像を見てしまい、それ以降は「まぁこのくらいならおとなしいしいいか…（ ＾ω＾）」と思う事にしました
一点だけこちらのメーカーで難しいところがあるとすれば、店舗流通が安定してない事くらいでしょうか（とあるショップさんも入荷量とタイミングが不明過ぎてどういう流通体制なのか、頭を悩ませてました…）
ただし個人発注の場合、基本的に直販在庫が切れていても発注入金確認後、1週間前後で製造して届けてくれるのでそれ程不便はありません
注意点としては、この手のカスタムスプリングガイドの常として、ヘッドまたはテール部分のネジ固定が甘く緩い場合があります。その場合は以前の記事で書いたネジ止め材（ロックタイト243）を使って固着させてください
なお余談ですが、今回使用したのは直販サイトの販売リストに載ってる商品ですが、メーカーブログを見る限りサイトに載ってないモノもある程度オーダーメイド製造を依頼出来る様なので、動作がシブい銃を持ってる方は相談されてみると面白いかもしれません（ブログ過去記事にはMGC M92FSブローバック用SSRUオーダー記事があったし…）
【Streamlight TLR-6 for Glock42】
米Streamlight社が販売しているTLRシリーズの実銃Glock42/43専用版です
他のTLRシリーズと違い、完全コピー形状のレプリカ品は存在しません
従って、日本での入手ルートは正規販売代理店か並行輸入品のどちらかで、購入後もサポートが欲しい人は前者、とにかく価格を抑えたいしサポートなんて要らん！という場合は後者になります
（今回調達したのはネットオークション経由の並行輸入品です）
LEDライトの性能仕様は100ルーメンと、現在の各種タクティカルLEDライトと比較するとかなり控えめですが、実用的にはそれ程問題にはならないレベルの強い白色光です
照準用レーザー付モデルの入手に関しては、日本国内法規制の諸問題等が色々あるので、基本国内での入手ルートは並行輸入品のみになると思います。ですので、どうしても入手したい場合は自己責任でお願いします
（正規代理店、もしくはその販売店ルートで依頼しても「官公庁（法執行/国防）関係以外はお断り」と即答されるのがオチです）
小型軽量かつ本体に合わせたデザインになっているので、アンバランスさはあまりありません。筆者個人としては、旧Insight Technologyのデザインライン（例：M3・M6系）の方が好みだったりしますが、このライトはその意味で言えば許容範囲の内です
そんなに悪くないこのガンライトですが、一つだけ運用上の欠点があります。それは
『電池』
です
普通であれば「CR123A」リチウム乾電池とか、電子煙草やその他一般的なLEDライト等で使用されている「18650」系リチウム充電池を想像されるでしょう
しかし、TLR-6は本体サイズから来る制約からか『CR 1/3N』という、普段は聞き慣れないデジタル一眼用？のリチウムボタン電池の親玉みたいなモノ、かつそれを更に2個直列で使用します
「たかがデカいボタン電池だろ？」
と思われるでしょうが、その認識は変えた方かよいです
何故なら、この電池は家電量販店電池コーナーでの取扱いが一切ありません。その為、当然ながら気軽な購入が出来ないシロモノとなっています（例外的にカメラ用の保守部品としては取扱いがありますが、1個2,000円弱する上に取寄せ対応なので数日時間を要します）
ではネット通販で！と思い立っても、検索結果に出てくるのは確かに安い事は安いですが、品質管理がどの程度されてるか保証も無い中華ノンブランドの数個セットが出てくるだけです
ではどこから入手をするの？となりますと、散々ネットの海を泳いだり頭を悩ませた結果、ふと「秋葉原の電子部品店ならあるんじゃなかろか？」という回答に辿り着きました
こちらのお店の場合、バルク品ではありますがFDK（富士通系の電池製造会社）ブランドのものが割安で、加えて店舗・ネット通販双方に対応している為に入手がしやすく、選択肢の一つとしてありと筆者は考えます
なお、AliExpressにも互換専用ライトはありますが、記事作成時の2025年2月後半の価格で送料抜きで1万円以上掛かる上、とても外見的にカッコいいとは言えず如何にも中華コピーだなぁ…という感ですので、筆者的にはあまりお勧めはしません（回路設計や強度も中華の場合ぁゃしいですし…）
あとはインナーバレルとチャンバーパッキン等の手直しですが、ここはショートリコイル回りがマルイと若干仕組みが違う為、弄れるようになったら追加記事を作成したいと思います