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Hogwards製Glock42マガジンをUMAREX製本体ですんなり装填・脱着出来る様にしてみよう

前回の記事では主にガス放出・注入回りに係わる調整・カスタムを行いましたので、普通ならここで「さぁ思いっきり撃てるぞー!」となる訳ですが、昔から言う様に

「そうは問屋が卸さない」


とばかりに次の難問が待ち構えてました…


実はエクステンションマガジンはHogwards製を使用していたのですが、

「最後の最後でつっかえて入りにくいぞこれ!?」

となったのです

こんな感じであと一歩がスッと滑らかに入らない

一応ガチッと押し込むというか、叩き込むというのに近い事をすれば入る事は入りますが、かなり無理矢理な上、排出時は何かに引っ掛かったかの如く自重落下はせず、マガジン底部にあるバンパーを掴んで引っ張る形を取らないと抜けません。また、装填時に放出バルブを若干押してしまう様で、ほんの僅かに「プシュッ」っという音が聞こえます
(この問題が発覚した当初は状況が掴めていなかったので、手っ取り早く解決する為に現在エクステンションマガジンは本体側:UMAREX製、エクステンション部:Hogwards製というキメラ状態で組み上げています)

シテ… コロシテ…

他のブログでもUMAREX製本体+Hogwards製マガジンの組合せだと、不完全閉鎖多発に加えて最終弾スライドオープンも掛からないというケースもあるそうですが、後者はともかく前者はあまりならなかったので、この辺りは他ブログの作者さんも書いてましたが個体特有の相性なのかもしれません

「では、調整するにしても何が原因なのか?」


しばらくマガジンを眺めたまま無い知恵を振り絞っていましたが、UMAREXとHogwardsのマガジンを見比べていたところ、リップにとある相違を発見しました

UMAREXはHogwardsと比較すると、リップの弾が出る真下辺りに斜めの面取りがされているのがお分かりでしょうか

左:Hogwards製
右:UMAREX製

「もしかしてコレが原因?」

という、リップ形状相違による部品当りが原因の仮説が出たので、下の写真の様にリューターを使ってUMAREXマガジンのリップとほぼ同じ形に合わせてみたところ、装填も引っ掛りがほぼ無く、着脱もUMAREXマガジンと同じ様に自重落下ですんなりいく様になりました

リューターで作業した割には雑い仕上げだな…

要はリップ前面の余計な厚みで引っ掛かってコンマミリ単位で押し上げていたようで、形状を見るにUMAREX製造になってからはきちんと改良・対策された様です

また、この加工を行う事で、前の記事で指摘したライラクス製ルートパッキンもHogwards製マガジンで問題無く使用可能になります

ただまぁ一番楽なのは、現行ロットのマガジンリップへ交換してしまうことでしょうけどね!!(ミモフタモナイ…

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