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東京マルイ M&P9/9Lマガジンの作動効率を上げてみよう
またマガジン調整?!
…と、思われたりするのも当然です。実は筆者自身、地味な作業過ぎて泣きそうになってます
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一応、カスタムの備忘録も兼ねてるので辛抱強くお付き合いください
M&P9/9Lマガジンはご存知の通り両機種共通品なのですが、実は同じエアガンに見えて中身はそれぞれ全く別のシロモノになりますので、どちらの銃を使うかによってカスタムの方向性がガラリと変わります(今回は「9L」なので、Glock42の時とは若干アプローチが異なります)
【マガジン気化効率を上げる+ガス漏れ対策】
前者は基本的にGlock42マガジンでも行った加工とほぼ同じとなります
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42との違いはボトムから伸びる軸がガス注入口となっているので、その太さから最初から形を合わせて入れる事は不可能となります
なので、スポンジを大雑把なサイズにカットして刺してから最終的に上記写真のサイズと同じ形になる様に整えてください
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最後は再組み込み前にガス漏れ対策です
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これをOリングをはめ戻す前に溝へ盛ってください
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で、当然の事ながらOリングをはめると余分が漏れ出しますので、漏れた分は綿棒等ですくい取ってOリングの上に再度盛ってから組み込んでください
なお、この作業をしてもガスが漏れる場合は、もう完全にボトムOリングか注入バルブのどちらかがフォロー出来ないレベルで劣化してるので、潔く交換してください
(Oリングは径さえ合えば工具店やホムセンで売ってる汎用品でも修理可能ですが、今回はそこまでダメージがいってなかった事や手持ちで代替品が見つからなかった為、そのまま利用しています)
あとは好みでガスルートパッキンを交換しよう!
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ちなみにいつもならここでカスタム放出バルブをどーん!と入れてるところですが、今回はとある理由から放出ガスバルブは最終的に純正に戻しています(理由は後述)
これでガス効率化対策とガス漏れ対策の両方が出来ます
で、本来なら何故42よりも大型なM&P9Lでガス効率化対策をするのか?と言いますと
『M&P9Lは動きの割にピストン径が小さい+普通のGBBよりタンク容量が若干小さい』
という理由が原因となります
<ピストンヘッド径>
M&P9:約16mm(USP、XDM等と同一)
M&P9L:約14mm(M1911系と同一)
ノーマルM&P9の時には気がつきませんでしたが、M&P9Lは動作が軽快ですが、自社光学サイト(マイクロプロサイト)を搭載する事を前提とし、マウントを付ける部分が本体側へ侵食してる為、あまり大きいピストンヘッドを付けられなかった様です
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余談として、同社のFNX-45やGlock17 Gen.5は同じ様に光学サイトマウント部が用意されてますが、後発故にピストンカップが最初からD型やUMAREXみたいな多角形の不変則型にして少しでも径を確保しようとしてますね(でもM&P9Lは従来型の円形なので、設計で入れ込む時には結構大変だったのでは?🤔という感)
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放出バルブもこれらの理由により下手にカスタム品へ変えると、冬はバルブ放出量とピストンの使用量のバランスが取れず、却って動作不良を起こす結果となる為、今回バルブはメンテとしてOリング交換以外は特別な事はしてません
(実は一度ノーマルM&P9と同じ感覚でカスタムバルブをつけてましたが、上記の通りマガジンの冷えが早過ぎて消費も早かった為、この様な結果となりました)
上記の事から、M&P9/9Lを両刀使いしたい人はこの辺りを注意してマガジン対策とメンテナンスを同時にするといいと思います
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