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東京マルイ M&P9Lにドットサイトを載せる準備をしてみよう
今回は表題の通り、せっかくM&P9Lに搭載用マウントが用意されているので、ドットサイトを載せていく準備とその注意点を紹介したいと思います
(…皆、こういうのを少しは望んでいたよね?でも結果は前回書いた通り泥沼だし、今回は写真も無いよ!!)
【ドットサイトを載せる準備】
前回に少し話しましたが、この銃に限らず東京マルイ製GBBハンドガンでマウント部を持つ銃は、自社製マイクロプロサイトを搭載する事を前提に設計されています
このサイト自体は初心者入門用や、激しく動いて状況によっては荒っぽい使い方をするタイプのアタッカー系サバゲーマー向けとしては、1万円を超えない低コストかつそこそこの耐久性があるので、比較的優秀と思います
しかし本記事を読む様な諸兄は、色々な意味でご満足戴けてないのではないでしょうか?
…ぶっちゃけて言うと外見がチャt(突如起きる通信エラー)
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(エラーから復帰)トウキョウマルイサイコー(((;"°;ω°;)))
…では気を取り直して、マイクロプロサイト以外を取り付けたいとなると実銃用、もしくはそれに準じたものになってきます
用意するのは以下の三つ
・ドットサイト本体
・ドットサイト装着アダプター(ネジ付)
・ネジ止め剤(毎度お馴染みロックタイト243等)
しかしそれ等を装着し、かつうまくブローバック動作させるには問題がいくつか出てきます
【実銃用ドットサイト等の取付時の主な問題点と解決方法】
1.直取付不可
2.取付規格
3.重量
1番は最初でも述べた通り、自社製マイクロプロサイト搭載が前提となっている為です。付属マウント自体もマイクロプロサイト専用品しか入っていません
その為にRMR/Doctor規格の実銃用、もしくは実銃用準拠品やレプリカを搭載したい場合、他社からサードパーティで出ている金属 or 3Dプリンター射出成形品を使うのが最も手っ取り早いです(代表的なところではDCI Guns社3Dプリンター製各種マウント等)
<DCI Guns公式ストア>
ちなみにAmazonにも公式ストアがありますが、Amazonの仕様なのか目的の商品に在庫が無い場合、エラーを出さず自動的に同じ公式ストア内の類似商品へリンクを飛ばしてしまう為、注意が必要です
筆者は今回、このメーカーのRMR規格マウントを入手する予定でしたが、この罠から「Doctor規格用」がカートに入った事に気がつかず、そのまま決済・取り寄せをしてしまった為、結局は返品して公式通販で改めて入手する二度手間を踏まざるをを得なくなりました。皆様も気をつけましょう…
(今回の一件で初めて知りましたが、宅配ロッカーってネット通販の返品手続きにも使えるのですね…)
2番の取付規格は現在だと主にRMR、もしくはDoctor規格のどちらかになります。某ショップの店長さん曰く「穴の位置的には殆ど同じ」らしいですが、必ず調達する前に予め調達予定のサイトのマウント規格を確認しておきましょう。そうでないと1番目のように苦労します
実は3番が割と深刻な問題で、マイクロプロサイトは本体だけだともの凄く
『 軽 い 』
のです(本体重量:16g(電池込み本体のみ))
それの何が問題なの?と思うでしょうが、実銃用や実銃用準拠品のサイトは実弾発射時の衝撃に耐えられる様、筐体サイズの割には頑丈に作られてる為、たいていはマイクロプロサイトより「3倍」前後重く、ポン付けではブローバック動作へ確実に影響を及ぼしてきます
(今回筆者が調達したドットサイトは、そのまま未調整で搭載した場合、純正品同士の組合わせから比較したら大幅重量オーバーが確定でした)
M&P9Lの場合、ローディングノズル等を収めるブリーチ部だけで約50g位ありますが、マイクロプロサイト自体が軽い為にそれを合わせても総計が約66gにしかなりません。純正と同じレベルでブローバック動作をさせたい場合、コレの数g前後の誤差で重量調整しなくてはいけません
その為に下記リンクの様な、純正ブリーチの半分未満の重量になるライトウェイトブリーチへの交換がほぼ必須となります
筆者は普段だと、動作は軽くて早くなるものの反動も軽くなり過ぎてしまう為に使用してませんが、今回は事情が事情なので別メーカーの同等品を使用しました
加えてどのドットサイトも、ピカニティー装着アダプター込みで売ってるケースが大半ですが、本体仕様一覧に載っている重量は大抵そのアダプターの重量込みのものであって、ハンドガンに載せる場合のアダプターを外した重量が記載がありません
その為、予め入手を予定しているサイトメーカーのサポートへ問合せする必要があります(筆者も今回、アダプター取り外し後の重量記載が仕様一覧に無かったのでメーカーサポートへ問合せしました)
また、ブローバックの衝撃でマウントネジが徐々に緩んでいくので照準がいくら合わせてもズレます。その為、スライド内部のカスタム調整が完全に終わったらネジ止め剤でしっかりと止めましょう
次回はカスタムと前後逆順になりますが、搭載したドットサイトとその時に使用したものを紹介します