オーバードーズ(OD)について④〜躁転、一人暮らしOD三昧〜

成れ果てちゃんです。
前回はブロンODにハマってしまったことについて書きました。
今回はその期に躁転してしまった話、ODが悪化した話を書きます。

メジコンとブロンのODに明け暮れていた私。
カチッとスイッチが入ったように、ある日躁転しました。

双極性障害の躁転はⅡ型の場合、周りから見ると元気になったような印象を受けやすいです。
私は元気になり散財や性的逸脱行為があったりするタイプでした。また、通話の回数も頻回になります。
この頃私は病み垢グループのうちの1人の男性ととても仲良くなり、その人のことを好きになっていました。
その人(のちに詳しく語りますが)と2人でパキ通することが増え、躁転していた私はその人に好きだ!と伝えました。(人生で人に自分から告白したのは初です。)

相手も私のことが好きだ、と言いました。

そこから私たちは2人きりで通話するようになります。
(病み垢グループではその人が好きな女の子が他にも居て、めちゃくちゃ揉めました。それもまた書こうと思います。)

2人きりで毎日隙あらば通話する私たち。私たちは遠距離でした。
そんでもって2人とも精神的に病んでいました。
なので通話による共依存関係が出来上がるのはそう遅くありませんでした。

シラフ(薬を飲んでない状態をいいます)でも通話は楽しかったのですが、私は彼と通話する時ブロンをODして超ハッピーになって通話するのが好きでした。
私は彼と通話するためにブロンのODを加速させていきました。
ブロンもメジコン同様耐性が付くのでどんどん錠数が増えてきていました。
その頃はもう1度に50錠以上飲んでいたと思います。

そんな私ですが、躁転&薬でハイになって、やらかします。

借金まみれ、就労もしておらず、カードの支払いもたくさん。いただいている障害年もお薬に消えている(ごめんなさい)にも関わらず。

なんと1人暮らししたいと言い出します。

そしてなんと(どこからその力が出てくるのやら)格安のおうちを探してきて、主治医に巧みに嘘をつき許可をもらい、親を無理やり納得させ1人暮らしを実現させてしまうのです。

そこからはもう奈落に落ちるが如く。

病み垢の彼と薬に依存しまくりの日々が始まりました。

ODに拍車をかけたのは彼と酒解禁でした。
私は主治医から酒を控えるよう言われていました。
親も当然それを知っているわけで、実家では酒を飲むことを控えていました。

ですが1人暮らしだとどうでしょう?
躁転して気も大きくなり、ODでまともな判断もできず、止めるものもおらず。
酒を飲んでもいいんじゃ!?という謎思考回路になりました。

初めはほろ酔い程度でした。
ですが、酒と薬を合わせたり(マジで危険なのでやめてください)、昼間から酒を飲んでふわふわしたりが楽しくなっていきました。

その結果、ストゼロのロング缶を数本あけたり、度数の高いお酒をロックで飲んだりしはじめました。

もちろん彼との通話も増えていきました。

彼は仕事をしていませんでしたので(詳しくはまた書きます)、多いと1日中、お風呂のとき以外繋げっぱなしなんてこともありました。

そして私は彼と通話するとき必ずブロンを飲みます。

もうその頃は通話している時間以外は薬局をハシゴして、通販で違うお店からブロンを買い集める日々でした。
ブロンのためなら遠い薬局までも自転車で走りますし、通販も借金してでも買いますし、異常でした。

ブロンにハマってからはメジコンの頻度は減りました。
病み垢グループとは揉めて解散していたのでパキ通することもなくなっていたからというのもあります。

その代わり私は彼とブロンに依存しまくりました。

問題はその後まださらにODが加速することです。
なぜ加速することになったのか?
次回はそれについて書いていきます。



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