とある研究所のお話
【※夢小説です】
ここはとある研究所。
そこには超天才星の民と白い天司長、黒い堕天司副官。
そして……
役割無しの茶色い小さな天司。
役割がまだ渡されず、他の天司や堕天司、星の民達に玩具にされていた。役割無しの天司は天司長が造った天司である為、人間の関係図で言えば、親子とも言える。
研究所へ、騎空艇という空飛ぶ船が舞い降りた。何事かと天司達がその船を見ると、船から2人の男に引っ張り出される一人の女の子が…
それを見た天司達は天司長に報告すべくその場を去る。
数分後、天司達は天司長を連れてきた。そして連れてこられた天司長は男二人にこう言い放った。「君達が何者かは分からないが、その子から離れてくれないだろうか…」と言い放つ。
そして後から来た、ここの研究所の管理人である星の民"ルシファー"が口っ足らずな天司長、"ルシフェル"の代わりに言う。「お前等…何しに此処に来た、?そして…そいつを此処へ置いていくつもりか…?」と言うと男達は「そうだが?」と当たり前のように言い、縮こまった女の子がを地に放り投げそそくさと船を出し逃げていく。
一部始終を見たルシファーは、ルシフェルに「やれ」と一言だけ言い、ルシフェルは頷くと空へ飛び立ち…
「光ある生の為、その力を振るおう。容赦はしない!」
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パラダイス・ロスト
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ルシフェルは六枚の白い羽を広げると、金色の光線を逃げる騎空艇へ降り注いだ。
騎空艇は静かに空の底へ落ちていくのを静かに見守り、先の研究所の地へ降り立つ。
ルシファーはルシフェルが降り立つのを視界端に見つつ地に横たわる女の子の傍に座り「…大丈夫か?」と言いながら、女の子がを腕に抱える。
女の子は少しだけ瞼を開けルシファーを見ると小さく頷き瞼を閉じる。女の子の仕草を確認すると、ルシファーは女の子を抱えながら立ち上がり研究所内へ脚を動かすと天司長であるルシフェルと堕天司である"ベリアル"はルシファーと同じように研究所内へ脚を動かした。
ルシファーは自室へ戻ると女の子を自分のベッドへ寝かせ、外傷が無いかを確認するが、特に外傷も内傷も無かった。ルシファーは女の子の首元に薬入りの注射を注入し、女の子の上体を起こし薬を飲ませる。それを横で見ていたベリアルはルシファーに「ファーさんってさ、人の子には優しいよねぇ…そんな優しいファーさんも好きだけど♡」と言うとルシファーは、
「傷無しとはいえ、一応な…」と言い女の子の上体を再度寝かせると、ルシファーは一度ベリアルの腰に蹴りを入れ椅子に座り机の上にある書類と睨めっこをする。ベリアルはルシファーに蹴られた腰を摩りつつ女の子の様子を伺う。ルシファーは何かを思い出したのか、椅子から立ち上がり部屋から出ようとするとベリアルがルシファーに「ファーさんお出かけ?」と言うと、こくりと頷き扉を閉めようとした時…
「手出ししたら殺す。」
とだけ言い残し自室を後にした。
部屋から出て長い廊下を歩むと前からルシフェルが歩いてくる。ルシファーはルシフェルと歩み交わす瞬間に「ルシフェル…ベリアルに絶対に手を出させるな。アレは俺が面倒を見る。」と言うとルシフェルは「嗚呼」と言い歩み去る。
ルシフェルは、ルシファーに言われた通りにルシファーの自室に行き部屋をノックすると中から「入っていいよ〜」と声が聞こえると、ルシフェルは一度待ち扉を開ける。
そこには衝撃的な光景が…
その光景とは…
ベリアルが女の子の胸を掴んで揉んでいたのだ…
ルシフェルはベリアルに刃を突きつけ、壁柱に括り付ける。
そしてルシフェルは女の子の元へ駆け寄りベリアルから護ろうと女の子を抱き寄せ離れようとした時、背後の扉が開きルシファーが部屋に入ってきた。そして、ルシフェルに「そいつを頼む。」と言い放ちベリアルに向かって分厚い本をぶん投げた。
( 。∀ ゚)飽きた。