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人生は往々にして暇であり得てして劇的である

私の幼稚園の夢は仮面ライダーになる事だった。小さい頃はそれが自動的になれるとばかり思っていた。だが今はどうだろう。人生の伏線と回収を終えた障害持ちの無職になるなんて…。無職がこんなにも枕を高くしても寝れるとは夢々思いもしなかった。無職最高!!しかし、私には夢がある。武芸百般を極め、ある人の護衛に付き世界中を飛び回ることである。そんなことはどうでもいい。あの人の役に立ちたい。その一念だけである。その期限が後3年、駄々をこねればもう1年。最長でもあと4年しかない。スケジュールはぎゅうぎゅうだ。今のご時世食っていくのがやっとなのに習い事だなんて!!ええい、こうなったら武士は食わねどなんとやら。来る日も来る日も、もやし生活。来るなら来い。絶対なってやる。私の運命やいかに!!カンカンカンカンカッカッカッカッカッ。カカン。ヨーッ。ポン!!

#想像していなかった未来

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