【超個人的意見】ロメロ君さぁ、ボランチやってみない?
こんにちは。気づけばプレミアリーグ開幕して、もう3節まで消化しました。スパーズは1勝1分け1敗とまぁ、ちょっと苦しんでおります。
やっているサッカー自体は昨シーズンよりいいものを見せているのですが、自分たちの時間帯に点数が取れず、少ないチャンスを相手に決められる悪いシーンが続いてしまっております。
失点シーンを見ると、ロメロの守備が気になる・・・
筆者は引き分けたレスター戦の同点ゴール、負けたニューカッスルに与えた勝ち越しゴール、どちらもロメロの守備が気になってしまいました。
能動的な守備は一流、でも受動的な守備には不安が残る
ロメロは自分が「狩る!」ってなれば自分のエリアを飛び出してでも刈り取りに行きます。1対1の状況でも彼はほぼ負けません。
ですが、自分の視界外の裏抜けや視界から消えてフリーを作る動きに結構弱いです。
(オンザボール守備は上手いけど、オブザボールの守備は悪い的な?)
この弱点をハイラインにして裏抜けされてもゴールまでの距離を遠ざけつつ、相棒のファンデフェンが爆速カバーすることで多少誤魔化しておりました。
ロメロをボランチにするメリット、デメリット
メリット
・被カウンター時の1stディフェンダーとしての期待
・持ち出し、ロングフィードがうまいのでより攻撃に関われる
・持ち場を離れる刈り取り守備をされても、CB時よりは空いたスペースの
カバーがしやすい
・代わりのCBがドラグシンとなり、セットプレー時の強度が上がる
デメリット
・カード覚悟の守備も多いため、被カウンター時にファウルを犯す確率が
高まり、カードトラブルの危険性
・代わりのCBがドラグシンとなるが、ロメロをボランチに使ってまで守備
強度が上がるか?
メリット、デメリットを書き出してみました。
今シーズン、マディソンへ裏抜けフィードを何本か通しており、ポゼッションベースの攻撃にアクセントを加えております。CBの位置からでも出せなくはありませんが、ボランチの位置でロングフィードを意識させて、相手を食いつかせて剥がして持ち運ぶことが出来たら、一気にチャンスが生まれます。
ただデメリットに書いた、カードトラブルはかなりネックになりそうです。
今シーズンもボランチの位置に入ったベンタンクール、ビスマは被カウンター時に相手をファウルで止めてイエローカードをもらっております。
レスター戦の失点はカードをもらったベンタンクールが潰すの躊躇して後ろに下がったことで、相手に押し込まれゴールを許す形となりました。
今でも彼を追い求めている自分がいる・・ そうあいつを
客観的に見ると、スパーズは近年成功したシーズンというのはないです。
なぜならタイトルを取っていないから👼(笑)
でも、弱いわけではありません。強かった時もあります。
スタメンの平均年齢がリーグ最年少なのに、最多得点と最少失点・・・
そう16‐17シーズン、あの頃のスパーズのボランチには彼がいました。
そうです、ムサ・デンベレさんです。
ルカ・モドリッチがレアルマドリードに移籍した際、後釜として獲得したのが彼でした。後釜として取ってきたのに攻撃的な選手で🤔??となりましたが、いつの間にかボランチになっていました。
しかし、ボランチの彼は最強でした。
まじで奪われないし、絶対1人剥がすマンと化してました。
1人剥がすことで、相手はカバーする必要があり、徐々に守備にズレが生まれます。前にいる選手たちのパスコースも空きやすくなるので、そりゃ攻撃しやすいですわよ。
なのに、守備もちゃんとするし持ち前のフィジカルで潰せる・・
ムサ・デンベレがいる時といない時の勝率に差がありすぎて
話題にもなったぐらいです。ケイン、デレアリ、エリクセンなど華のある選手いましたが、間違いなくチームの核はムサ・デンベレさんだったと思います。
まだ、慌てる時間じゃない。リーグ屈指のCBを中盤にコンバートするのはタイミングと勇気が必要
ぶっちゃけ、そこまで今のチームに急いで何か手を加えないといけない状況かと言うと、そうでもないと思います。結果としてみれば、なかなか調子が上がっておりませんが、まだ3節消化した段階です。
W杯優勝CBで、リーグでも屈指のCBを中盤に変えるのは
本人のプライドとしても、すんなり受け入れるとは思いません。
なにより、ポステコグルーはコンバートのコの字も思い浮かんでなさそう・・
ですが、ボランチのビスマ、ベンタンクールは契約が短くなっており
更新するのか、入れ替えるのかチームとして徐々に決断を下さないといけなくなっております。ベティスの若手ボランチ・カルドーソの共同保有権を確保するなど、未来に向けた動きは着々としているのがファンでも分かるのは素晴らしいと思います。
未来に投資を喜びつつ、今シーズンよりよい結果が得られるよう願って
チームを応援しましょう!
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