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これで安心!初心者でも簡単にできる税金準備のコツ

フリーランスや副業を始めたばかりの方にとって、税金の準備は最初の大きな壁です。
「そもそも何をいつ準備すればいいのか?」
「確定申告ってどうやるの?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者フリーランスや副業者が知っておくべき税金準備の基本を解説しつつ、税金対策を効率的に進めるためのコツをお伝えします。



1. フリーランスが知るべき税金の基本

税金の手続き=確定申告をさぼると取り返しがつきません。
また、来年に備えて支払う税金を残しておかなくてはいけません。

と、いきなり脅すような書き方になりましたが、この2つは平和に過ごすために、とても大事なことです。

この2つをストレスなく進めるために、まずは、税金の種類や年間スケジュールを知ることにします。

税金の種類

フリーランスや副業者が支払う主な税金は以下の3つです:
(業種によっては事業税も出てきますが、今日は省略します。)

  1. 所得税

    • 所得(売上-経費)に基づいて課税されます。確定申告が必要です。

  2. 住民税

    • 所得税とは別に、前年の所得に基づいて自治体に支払う税金です。

  3. 消費税

    • 課税売上高が1000万円を超える場合に支払います。


年間スケジュール

税金準備をスムーズに進めるためには、年間スケジュールの把握が欠かせません。以下に基本的な流れを示します。

  • 1月:前年分の収支を整理し、源泉徴収票が必要な場合は発行を依頼。

  • 2月~3月15日:確定申告を提出する期間。

  • 6月~翌年:住民税の支払い開始(毎月分割または一括払い)。

  • 12月:年末調整や経費の最終確認を行う。

この流れを頭に入れ、早めに準備を始めましょう。


2. 初心者がつまずきやすいポイントと対策

つまずきポイント1:「何をいつやるのかが分からない」

多くの初心者が、税金のスケジュールを知らないまま期限直前に焦るケースが目立ちます。

対策

  • 税金のスケジュールをカレンダーに明記して、定期的に見直す習慣をつけましょう。

  • 確定申告書作成コーナー(税務署のオンラインツール)を早めに確認しておくのも有効です。


つまずきポイント2:「準備を後回しにして焦る」

レシートや領収書を溜め込んでしまうと、いざ確定申告のときに膨大な手間がかかります。

対策

  • クラウド会計ツールを使って日々の収支を整理。自動仕分け機能を活用すれば負担が軽減されます。

会計ツールは、freee、MFクラウドの2つがよく使われています。

freee

MFクラウド


つまずきポイント3:「経費の範囲が分からない」

「何が経費として認められるのか?」という疑問は、初心者にとって大きなハードルです。

対策

  • 必要経費のリストを作成し、疑問がある場合は税務署や税理士に確認。

  • かんたんな調べ方だと 「○○ 勘定項目」として検索してもほぼ的中する。

  • 領収書はデジタル保存で管理を簡素化。


3. 初心者でも簡単にできる!税金準備の3つのコツ

コツ1:毎月の収支を記録する習慣をつける

確定申告をスムーズに進めるためには、収支の記録を日々行うことが欠かせません。

クラウド会計ツールの活用

さっきも出ましたが、freeeやMFクラウド会計の導入を進めます。


コツ2:経費を正しく計上して節税効果を最大化

経費として認められるものを正確に把握し、適切に申告することで節税効果が高まります。

経費にできる主な項目

  • 家賃(業務スペース分)

  • 通信費(インターネット・電話代)

  • 書籍代

  • 交通費(業務関連)

  • クラウドツール代

しつこいですが、クラウド会計ツールを使えば、領収書のデータ化や経費の自動仕分けが簡単です。


コツ3:税金準備を早めにスタートする

税金準備は年間を通じて計画的に進めることで、締切間近のストレスを大幅に減らせます。

個人なら翌年3月15日までですが、3月にやらないといけないわけではありません。
1月に終わらせてもいいし、税務署に相談する場合もギリギリじゃない方が相談しやすいです。

クラウド会計ツールを導入して、早めの準備を心掛けましょう。


4. IT導入補助金を活用してクラウド会計を導入しよう

IT導入補助金とは?

中小企業や個人事業主が、デジタルツールを導入する際に利用できる補助制度です。クラウド会計ツールも対象となる場合が多く、導入費用の一部を補助してくれます。

ポイント

  • 導入費用の1/2または1/3が補助されるケースが一般的。

  • IT導入支援事業者と連携して申請を進めるとスムーズです。


5. 確定申告、税理士に頼むか?自分でやるか?

自分でやる場合

  • 費用が抑えられる。

  • 経営状況を把握しやすい。

税理士に頼む場合

  • 取引が複雑な場合や、節税の専門アドバイスを受けたい場合に有効。

  • 費用はかかるが、正確性と効率を追求できます。

  • 税務調査が入ったときに慌てなくてすむ


6. おわりに

税金準備は、早めに取り組むことで簡単に進められるようになります。クラウド会計ツールや補助金を活用して、効率的な準備を進めてください。


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