数字で見る迅悠一の暗躍〜ワールドトリガーthe Stage大規模侵攻編 感想

ワーステ感想も3本目。
ここまで着替え早変わりに注目して記事を書いてきましたが、今回注目するのは全く着替えも早変わりもしない迅さんです。
趣味暗躍の言葉通りに、出たり入ったりほぼ出ずっぱりの大活躍、特典映像でも演じてみたいキャラに挙げられる迅悠一の暗躍ぶりを集計してみました。

全景映像が見られる状態じゃないと集計できないので、今だけの企画です。東京公演の全景映像のタイムスタンプを利用して、登場時間をカウントしました。
判断基準が明確ではないのと、プレイヤーの性能で、数字には誤差があります。

ほぼ原作通りなので、該当する単行本の箇所と登場時間をリストアップします。数字が多いので読み飛ばしもokです。


1) 2巻77頁 遊真と出会う(0:16)
 ↓0:35
2) 2巻175頁 三輪隊に黒トリガー開示(0:11)
 ↓1:55
3) 3巻108頁〜140頁 玉狛第二結成〜師匠と引き合わせ(4:32)
 ↓0:59
4) 3巻161頁〜166頁 師匠達 弟子について語る(1:15)
 ↓0:44
5) 3巻168頁 黒トリガー争奪戦〜城戸と交渉
  4巻144頁 「未来はもう動き出してる」(2:08)
4巻までの内容をぎゅっと凝縮。13分44秒中8分2秒と出ずっぱりです。
だいたい原作通りですが、修行する修達を見守っているのは原作にはありません。
このまま未来視のイメージで座敷童みたいに舞台に居続けるのかなと一瞬思ってしまい、黒トリガー争奪指示の場にいないことに安心しました。
 ↓7:19
6) 5巻26頁 風間戦、黒トリガーを手放した回想(0:12)
林藤のナレーション、かつて風刃があったホルダーに手をかけようとし、左手を見つめる迅。立ち去る迅を見送る修の背中がまた良い。
 ↓3:25
7) 5巻66頁 嵐山と電話する(0:10)
原作では電話相手は描かれていませんが、Q&Aで嵐山だと言われているのを受けての演出です。
 ↓2:04
8) 5巻83頁 会議に参加(0:15)
 ↓6:01
9) 5巻127頁 修と遊真を迎えにくる(1:30)
 ↓0:45
10) 5巻141頁 会議に参加 
   5巻167頁 三輪と会話 (4:36)
会議終了で暗転、そのまま屋上へ舞台が移りますが、暗くなった隙にどこからかぼんちあげ仕入れてきてます(笑)
 ↓2:47
11) 6巻17頁 西地区に派遣される(0:17)
 ↓12:07
12) 6巻118頁 一幕ラスト、一人駆け出す(0:06)
天羽がいないけどあのシーンでしょう。
 ↓休憩
13) 7巻105頁 遊真と合流、修の元へ(0:43)
 ↓1:10
14) 7巻124頁 三輪の回想(0:11)
 ↓5:56
15) 7巻176頁 遊真と移動中(0:31)
 ↓2:05
16) 8巻30頁 木崎回想(0:19)
 ↓2:02
17) 8巻42頁 vsヴィザヒュース〜ヒュース戦(2:15)
迅達4人が踊ってる脇でアフトクラトル作戦タイム(97頁)、そのままヒュース戦(77頁まで)
 ↓5:02
18) 8巻158頁 逃げる修の回想(0:06)
 ↓8:04
19) 9巻40頁 エネドラの死をヒュースに伝える (0:35)
 ↓2:29
20) 9巻76頁 烏丸回想(0:26)
 ↓2:14
21) 9巻105頁 三輪回想(0:27)
107頁「姉さんを助けてよ!」京都スイッチングでは迅さんのアップを抜いてくれています、原作では明かされていない「三輪姉の死に対する迅の反応」に、ワーステからのアンサーが示されています。
 ↓10:44
22) 10巻42頁 ハイレインの回想
  10巻38頁 ヒュース、城戸と会話(2:10)
 ↓2:45
23) 10巻65頁 修の夢(0:41)
 ↓1:01
24) 10巻72頁 見舞い(0:19)
 ↓11:40
25) 10巻149頁 唐沢と会話(1:02)
 ↓0:50
26) 10巻156頁 (0:34)
ランク戦の対策を始める後輩達に「また楽しくなりそうだな、遊真!」と呼びかけてそのままエンディングに入ります。
 ↓2:45
エンディング 玉狛第一が踊っている後ろで三輪と見つめ合う 三輪退場して玉狛第一と合流、アフトクラトルに囲まれる(0:29)
 ↓0:19
エンディング 玉狛第二と一緒にダンス、そのままフィニッシュ(0:55)

多い!ここまで読んでくださった方もお疲れ様でした!
出たり入ったり、電卓叩くのも嫌になるくらいです、逆に出演時間は暗算でもいいくらいに短くサッと引っ込んでしまいます。
調べてみてわかりましたがほぼ原作通りなんですね、もっとステージ独自の出番があるかと思っていました。5巻182頁、7巻184頁、9巻89頁は再現なし。

しかし、出番が多いのと暗躍は同義ではありません。
回想での登場が多いこと、遊真の回想には登場しないことが暗躍ぶりを示しています。玉狛と三輪には根回しをし、逆に遊真(と嵐山)にはギリギリまで情報を伏せる。遊真が事前に知っていたら、修連れて三門市から出てしまうから…というのは語られ尽くした話題ですね。
修の回想にも多く登場しています。修の、迅に対しての反応が、他の人への反応より大きいあたりにも示されていると思います。

5)、25)など、主役4人の中で唯一着替えない迅さんだからこそ、一人で他の人の着替え時間を確保することができるのがわかります。

6)黒トリ、14)三輪など 原作では1コマで表現されている回想もステージだとそれなりの長さになって、漫画で読んでいる時とは印象が変わります。逆に16)木崎と20)烏丸、2〜3ページにわたる回想も要約されて、前述した1コマ回想と重さが近くなるのも面白いです。

ステージだとあまり印象が良くないなと感じた部分ですが、迅が依頼した木崎、烏丸、三輪、遊真 そして修本人の必死さと、ヒュースと『遊んでいる』迅の温度差が、原作より大きく感じてしまうのがなんとも…ヒュースを挑発する為の演技で、ヒュース確保も更に先の未来のために動いているのだと思いたいところですが…「唐沢さん程切り替え早くない」と言った2分後には後輩達と一緒に踊ってしまうのも、エンディングに入ってるから仕方ないにしても、なんとももう 切り替え早いよ迅さん。

ステージ独自の演出ですが、3)で修行を始める修達を眺める迅。微笑ましいシーンのはずなのに、表情が硬い、仲間を見守るという表情ではありません。後輩達の未来を『視て』いるのでしょうか。一度退場し、4)で最上段に登場して玉狛勢を見下ろす迅ですが、スイッチングで抜かれないので表情までは分かりません。全景だと風刃に手をかける仕草が確認できるので、争奪戦へ向かう意志を固めているかと思います。

そして21)三輪回想。「姉さんを助けてよ!」硬い表情で、肩で息をつく迅。物語のメインである三輪キックではなく、よくぞ迅さんを抜いてくださったと絶賛したいカット割です。(東京スイッチングでは三輪キックでした)

24)見舞い で一人壁に向かって俯く背中、前述した3)〜4)、21)三輪回想の表情の厳しさの方が迅悠一の本質だと思いたい厄介オタクです。
出ずっぱりだしやっぱりカッコいいし、迅悠一ズルい。ずるいです。


ここまで読んでくださってありがとうございました!
敵将ハイレインにも暗躍ぶりを認められた迅悠一の姿を是非映像でご確認ください!
Blu-ray、DVDは2023年2月8日発売です♪


いいなと思ったら応援しよう!