記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ワールドトリガー 閉鎖環境試験5日目までの成績まとめ

ワールドトリガー最新243話で、閉鎖環境試験5日目が終了しました。
キリがいいところで、ここまでの点数を振り返ってみたいと思います。
いろいろと振り返って感想を書きたいところですが、ここでは点数に関する話題に集中していきます。
243話までのネタバレを含みますのでご注意ください。

閉鎖環境試験 1日目(24巻41頁~192頁)

1日目 隊別点数表

1日目の活動内容
・顔合わせ、設備などの点検、ルール確認
・終日課題
・特別課題1『今回の遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか』を全員で話し合う

巻末おまけに全員の点数一覧が掲載されましたので、情報量が非常に多いです。
初日に点数情報の詳細を開示することで、ある程度のデスクワーク力やA級評価の評価基準、隊員個々の態度を推測することができます。

それぞれの項目で一番得点が高いチームを赤字で表示しました。
共通&分担課題
根付「古寺6番隊は課題の消化率がトップ」発言がありますが、得点のトップは水上隊です。正答率は水上隊の方が上だということなのでしょう。賢さの暴力です。

特別課題
北添隊と王子隊の得点が低いことに驚きました。特に華さんは大きくページを割いて高く評価されていたのに、と思いましたが、「課題の評価は提出されたものが対象」だったから点数に表れなかったのですね。
「全体的に優等生な解答」の感想通り点数がほぼ横並びの中、歌川隊と若村隊が少し点数が高いのは遊真とヒュースの意見が評価されたのでしょうか。
132頁からの『評価が集中した部分』で名前が挙がっている隊員達、この記事の為に調べるまで気が付きませんでしたが、全部の隊から一人ずつ挙がっているのです。本当に「横並び」感があります。

A級評価
初日のA級評価が一番低いのは古寺隊ですが、自隊の順位がわからないのに違和感に気づいて動きだせるのはさすがです。

2日目(24巻193頁~25巻199頁)

2日目 隊別点数表

2日目の活動内容
・午前中は課題
・午後15時~ 戦闘シミュ1日目
・特別課題2『B級ランク戦がなぜ三つ巴・四つ巴で実施されているか』

共通&分担課題
戦闘シミュが4時間、練習などもあって課題に取り掛かれるのが午前中くらいしかない為、課題の点数も1日目の半分くらいです。そんな中で水上隊だけが終日課題に集中していたので独走状態、概算で1900点くらいでしょうか。トリオン体で食事をしないから、昼休みなしで10時間、課題に向き合い続ける。キツイ。勉強が好きな子達が集まってるから可能な所業ですね。
設備確認などの要素が減ったのでデスクワーク力の比較がわかりやすいですね、中学生と近界民を抱えた歌川隊と、進学校の生徒や大学生を擁する村上隊の差がわかります。

特別課題
採点の基準項目を満たした数が他隊より少ない北添隊と二宮隊がたぶん350点前後、それ以外は400点前後と思われます。
点数を取ることよりもユズルを育てることを優先したのに、ユズル本人に評価されてない二宮さんが不憫です。

A級評価
古寺隊のA級評価が 1日目41点から100点に倍増されています。A級評価を意識すると宣言し、実際に獲得してしまう、古寺君の優秀さが光ります。
諏訪隊もA級評価が高いですが、修より諏訪隠岐宇井の点数が高い。アイデアよりも隊長判断や雰囲気作りの方を評価したのでしょうか。A級隊員は優秀だから、『少しくらいのアイディアなら自分も思いつける』ので評価対象になりにくいのかもしれません。

3日目(25巻199頁~26巻99頁/特別課題の採点 27巻137頁~156頁)

3日目 隊別点数表

3日目の活動内容
・午前中は課題
・午後15時~ 戦闘シミュ2日目
・特別課題3『B級ランク戦・新しい試合形式のルールを考える』

共通&分担課題
水上隊、2日目時点で「共通課題は明日のお昼には終わっている」と今ちゃんが発言しているので、午後には分担課題に入っているはずです。賢い集団が20時間強かかる課題、遊真は何時間で終わるでしょうか。

個人点数が明らかになっている3隊は特別な取り組みをしてないはずなので、課題点数はそのまま隊のデスクワーク力だと見ていいでしょう。BBFの賢さランキングで左側にいる影浦太一を抱える柿崎隊も、あまりデスクワーク力は高くないようです。
実は柿崎隊の点数、総計から計算した数値と個人の点数表から計算した数値が異なります。今の単行本では修正されているのでしょうか。

特別課題
特別課題の内容と採点についてはこちらにまとめてあります。

一番多くアイディアを挙げた村上隊が一番得点が高いのではないかと予想します。村上隊は賢いし特別課題も高得点、3日目は総合3位です。

4日目(26巻100頁~27巻133頁)

4日目 隊別点数表

4日目の活動内容
・午前中は課題
・午後15時~ 戦闘シミュ3日目
・特別課題は無し

共通&分担課題
水上が隊員にカミングアウトし、隊員達も戦闘シミュに時間を割くようになりました。共通課題から分担課題に移ったことも手伝って、課題の得点がこれまでよりも低くなっています。
諏訪隊、若村隊は映像問題攻略で大きく点数を伸ばしています。諏訪隊も若村隊も共通課題が4日目終了時にまだちょっと残っているようです、映像問題攻略の為に映像を何度も繰り返し見ること=時間が余計にかかることが仇になってなければよいのですが。
古寺隊は共通課題を全て終わらせたそうです。早朝勉強会は7~9時くらい?単純な時間勝負なら1日4時間×2日間は多い水上隊の方が有利そうです。夜も残業しているのでしょうか。生身かトリオン体かも気になります。

奇策の煽りを食った村上隊が総合順位を一つ下げました。
戦闘シミュの描写ばかりで個人成績が全く発表されなかったので語れることが少ないです。

5日目(27巻134頁~ジャンプSQ2024年8月号)

5日目 隊別点数表

5日目の活動内容
・午後15時~ 特殊戦闘シミュ1日目
・特別課題4『オリジナルのトリオン兵作成』

共通&分担課題
特別課題が朝イチで出されたので、課題に割く時間がさらに少なくなってしまいました。課題の進みが非常に気になります。
唯一個人点が明らかになっている柿崎隊で比較しますが、3日目780点→4日目442点と減っているのはトリオン兵作成に時間を取られた+影浦と太一以外は分担課題に移ったからと予想されます。他の隊もおそらくそうでしょう。

特別課題
4日目まで戦闘シミュ成績と課題成績が連動することが少なかったので、特別課題の採点基準に『戦闘シミュに有用なユニットを作る』もあるのだろうと前記事で推測しましたが、私の考えすぎで、単純に課題の点数が低い=全体の点数が低くなる=戦闘シミュの点数の割合が大きくなるため影響を受けやすくなった だけかもしれません。

5日間のまとめ

シミュ以外 点数累積表

「共通・分担課題+特別課題+A級評価」の点数を可視化しました。一番下が1日目、上が5日目です。

水上隊がぶっちぎり1位でそれ以外は割と団子状態。2日目と3日目、他の隊は午後に戦闘シミュだから半分くらいの成績になる中、水上隊は隊長以外が午前も午後も課題を解いていたので、点数がほとんど下がらないのですね。

近界民を抱える若村隊歌川隊が低いのは分かりますが、王子隊の点数が低いように思います。
5位以下は割と団子状態で、デスクワーク力を均等に割り振れたボーダー上層部が優秀なのでしょうか。
香取が戦闘シミュ演習に全力を注ぐべきだと主張していましたが、隊ごとの賢さが変わらない以上正しい主張だったし、賢さで突き放す水上の方針もまた正しかった、勝利する手段は唯一ではない辺りがワートリらしいなと思います。


総合成績 累積表

上のグラフにシミュ成績を加えた、総合成績の点数グラフです。
歌川隊の躍進が光りますね、村上隊柿崎隊来馬隊が順位を落としています。
首位との点差を少し縮めてはいますが、まだ水上隊の独走状態です。

総合成績の順位推移

最後に、総合成績の順位推移。
諏訪隊の追い上げが凄いことになっていますが、ひそかに北添隊も大きくジャンプアップしているのですね。
柿崎隊と若村隊が500点差なので、シミュの結果次第ではひっくりかえせるかもしれません。今後に期待です。

水上隊は首位を守れるのか、若村隊の追い上げなるか。
諏訪隊は果たしてどうなるか、あと2日間 まだ目が離せません。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!