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ワールドトリガー第243話「遠征選抜試験39」感想

ジャンプSQ2024年8月号 ワールドトリガー第243話「遠征選抜試験39」感想です。

まずはさっくりと感想を。数値や表多めの考察は後半に回します。
戦闘シミュ順位、4位まで予想していましたが当たりました♪
通常シミュと同様に、引き分けの少ない諏訪隊と負けの少ない歌川隊。歌川隊は不利な状況でも引き分けに持ち込める戦い方をするということなのでしょうか。
歌川隊に勝てるのは諏訪隊しかないと思ったのですが、逆に歌川隊はどこに負けたんでしょう。北添隊?弓場ちゃんのステルスユニットで挟撃できた?本編でもおまけでも、明らかになる日を楽しみに待ちます。

戦闘シミュの結果に喜んだあと、総合順位を見て落ち込む若村。
若村隊の単日順位は4位です、ろっくんはそっちに注目すべきでした。2日目の諏訪隊も同じ単日4位だったけど、大喜びしていたのに。その時の諏訪隊は総合順位も10位に上がってたからでしょうか…
そういえば諏訪隊、2日目に単日4位でめちゃめちゃすごいと喜んでいたのが遠い昔のようです。4日目5日目と連日の単日1位で、総合2位に躍り出ました。初日最下位からのジャンプアップ、お見事です。
『古寺隊内職分』があるから実質3位ですが、見た目だけとはいえ諏訪隊に抜かれた木虎の反応が気になります〜また複雑なカオしていそうです♪

みんなが大喜びする中、一人気持ちを引き締める修。ページをめくって遊真の穏やかな表情…葦原先生、構成が上手すぎます。
千佳のトリオン兵に対して修と遊真がどういう反応をするのか心配していましたが、やっぱり修には刺さっていましたか…2人ともその感情を隠しはしないけれど臨時隊メンバーに詳細を明かすこともない、初期の三雲隊だけで共有しているのがまた良いです…あ、この2人を迅さんは外で見てるか、あるいは未来視しているか。修に刺さりそうだと以前書いたけど、レプリカの姿は迅さんにも刺さっていそうです...

「さよこ先輩がいろいろ作った」発言、ピラミッドと解剖図は確定しましたが、いろいろで2種ということはないでしょうし双葉に指摘されるくらい課題が疎かになったことから、志岐作品は他にもあると予想します。
遊真が中身が見えているトリオン兵を好きなのは、見た目重視で弱点むき出しのトリオン兵なんて近界ではありえないからでしょうか。

シミュが不調で順位を落としている村上隊、雰囲気がよくて安心します。順位が悪いとギスギスすると言われていましたが、ボーダーの子達はみんな人間が出来ています。
蔵内が意外とお茶目さんなことが話題になっていました。アイデア担当ではないとのことですが、特別課題では蔵内のアイデアも評価されていましたので蔵内の自認と周囲の評価にずれがあるのでしょうね。多分蔵内の求めるレベルが高すぎるのでしょう。
夜は時間ある発言で、村上隊はメモ帳残業をしていないことが明らかになりました。
対策を多く用意する発想と努力はすごいけれど、選択肢を増やしたとしても全て現場に持ち込めるわけではありません。結局は隊長の選択にかかってくる、草壁の推測に近くなるのではないかと予想します。鋼君が隊長の素質を問われる局面になるでしょうか。

若村隊の話を続けるかと予想していたので、審査側の会話をたくさん浴びられて嬉しいです。修が佐伯に評価されるのも嬉しいし、緑川と双葉は机を並べるほど親しいことが公式で出たし、先と書いてみらいとルビを振る迅バカぶりが微笑ましい。
草壁隊長は諏訪隊の様子を見ていたので実際にそういう話し合いがもたれていたのがわかるのも嬉しいし、真木理佐の切れ味にはもう笑うしかありません。このギスギスした言い争いから隊長視点と隊員視点を拾い上げて評価する風間さん達も流石です。気がつきませんでした。

草壁隊長の隊長論。隊員教育を優先している二宮隊はどうかなと240話を見返したら、隊員の能力に依存している印象が強いと感じました。
水上隊も水上がもっと強く方針を打ち出していたら勝ち星をあげられたと思います。課題の点数で十分なリードを取ったから、シミュでは隊員の見せ場を潰さない方針を取ったのだろうと想像します。

太一のアイデアは早速実装されそうです、良かったね太一。柿崎さんもののさんもお疲れ様でした。

そして諏訪7番隊の夕食で来月へ。
好成績が続いてA級隊員にも注目される諏訪隊、今度は対策される立場になりました。修は油断していないし、諏訪さんも何か対策を考えているようなので大丈夫とは思いますが、残すところあと2日 頑張って欲しいです。

ここからは数値をまとめていきます。
諏訪7番隊のユニット情報が出たので情報を更新します。

諏訪7番隊 ユニット構成

虫っぽいほうが香取とは予想外でした。ジャミねこちゃんの詳細な数値が不明ですが、合計すると11900くらいなので、残り100は最後まで弾を残す狙撃ユニットの弾丸にしてるかもしれませんね。
狙撃ユニットのコスト数値表記が間違っていると、公式アカウントから修正アナウンスが出ましたが、それに対して『そんな細かいとこ修正するの?』的な反応が多かったことに驚きました。
狙撃ユニットの数値はチームコスト12000以内に22体を収めるための重要なトリック部分なので、迅速な対応ありがたかったです。

特殊戦闘シミュも2日間の総合成績で比較するべきだとは思いますが、いったん数値が出そろったので並べてみました。

通常戦闘シミュ総合と特殊戦闘シミュ1日目比較(暫定)

歌川隊がどちらも好成績です、こういうの得意だという遊真の発言通りです。本編には描かれていないけれど、漆間が頼りにする位の有能ぶりを見せたのでしょうね。
解せないのは王子隊、王子の有能ぶりが語られる割には順位と連動していません...点数を取ることには興味がないからでしょうか。
柿崎隊は太一が落ち込む訳です、でも戦闘シミュの成績は太一ひとりの責任ではないでしょうに。何か大きなミスをやらかしているのでしょうか?
二宮隊が特殊シミュで順位を落としているのは、チームのコスト上限が決まっているからかなと推測します。通常はトリオンの暴力が酷すぎます。
村上隊は2日目の逆転が予想されるので次回に期待です。

「デスクワーク力」というパラメータが初めて登場しました。
それを踏まえて、歌川隊のこれまでの成績についてまとめました。


歌川隊 課題点数表

歌川と志岐のデスクワーク力はほぼ同じだと、今月明らかになりました。
それをふまえると、1日目の志岐が遊真と虎太郎の質問責めにあって課題の手が止まっているのがよくわかります。
2日目、遊真は歌川に、虎太郎は志岐に質問するように割り振った結果、歌川が大きく点数を減らしています。遊真の方が虎太郎より質問回数が多いことが伺えます。(歌川部分が着色してあるのは、計算して出した数値だからです)
3日目は歌川空閑両名とも点数をのばしています、おそらくヘッドセットを使うことができたのでしょう。遊真の質問回数が減ったのではないかと予想します。
デスクワーク力が中学生二人より高いはずの漆間があまり点を取れていないのは何故でしょうね、ボーナスの為にやる気はあるはずなので集中力がないのかもしれません。

最後に、5日目の得点と順位を一覧にしました。

5日目 得点と順位一覧

課題とA級評価が合算だから曖昧な話になりますが、課題の進みが遅いと突っ込まれた歌川隊と諏訪隊の点差がほとんど無いのです…分担課題に入ると得点が低くなるのは以前から言われていますが、諏訪さん達は朝方に共通課題が終わっていないような会話があったので、ちょっと心配です。

あまり話題に上がりませんが、北添隊はシミュ3位シミュ以外が1位単日2位と非常に良い成績です、総合でも4位。
外見を統一することでトリオン兵の製作時間を短縮して、課題の時間を増やせたのでしょうか。
香取隊のメンバーが2〜4位で、香取もご機嫌でしょう。ろっくんは頑張れ。

王子隊の成績が芳しくないのが気になります、A級評価で足を引っ張るような隊員もいないのにシミュ以外の点が低い。特別課題が評価されなかったのでしょうか。
王子隊の点数が低いことについて、特別課題の採点基準の一つに「作ったトリオン兵で勝利する」があったのではないかと推測します。王子隊が点数をのばせていないこと、北添隊が高得点なのはシミュで勝利→特別課題の評価が高かったからもあるのではないかと。
でもそうすると、5位→10位と大幅ダウンの水上隊がおかしいことになります。古寺隊の作戦を見抜いて同じことをしているのか、分担課題がそれだけ難しいのか。
何か秘密があると思うので、次回以降に明かされるのを楽しみにしています。もちろん何もなくてもそれはそれで楽しみです。


長々と書いてきましたが、次回が楽しみです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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