結婚5年目、毎日「好き」と言ってくれる夫
今年の9月で、夫と結婚して5年になる。もともと、夫からのアプローチで付き合うことになり、出会って1年足らずで結婚に至った私たちだけれど、
結婚記念日はもちろん、お付き合い記念日、誕生日、バレンタイン、クリスマス…などなど、もともとイベント好きの夫は毎年を気合を入れてサプライズしてくれるし、
一緒に買い物に行って私が買うか悩んでいるものがあると、私がトイレに行っている間にこっそり買ってプレゼントしてくれたり、
夫が一人で出掛ける時は必ずお土産に私の大好きなチョコレートを買ってきてくれるし、
「真夏と話してる時間が一番楽しい」「おじいちゃんおばあちゃんになっても、こうして一緒にふざけていたい」「結婚してくれてありがとう」「本当に大好きだよ」なんて、気持ちを伝える言葉を、夫は今も怠らない。
喧嘩したことがないわけでは決してないけれど、今でも変わらず私を大切にしてくれているのを、日々感じる。
5年目の結婚記念日が近づいていることもあって、ふと、私たちがこうして今も仲良く過ごせている理由について、ちょっと考えてみたんだけど、一番大きいのは、
いい意味で
「まだまだ他人」
と認識していることかなと。
夫のことは、もちろん大切な"家族"だと思っている。出会ってからたくさんの時間を重ねてきたし、信頼しているパートナーで、絶対的な味方でもあるけれど、でも、全てを知ってるわけじゃないのよね。5年経った今でも。
私も夫も映画が好きなんだけど、この間夫が唐突に
「内容を調べず、お互いがタイトルだけで直感で選んだ映画を一緒にみよう」というので、娘が寝てから夜な夜な映画鑑賞会してたんだけど、私たちお世辞にも趣味が合うとは言えないのね。笑
まずそもそも、私は邦画が好きで、夫はもっぱら洋画派。観てきた作品もほぼ被らないし、ハリウッド俳優なんてマジで知らんのよ、私。
くわえて、私は日常を切り取ったような何とも言えない映画が好きなのに対して、夫はヒーローものとか戦争ものが大好き。もうジャンルが違いすぎるから、当然選ぶものも全然違って。正直、夫が選んできた映画は「うわ~、おもしろくなさそう~」って思うんだけど、それを面白くさせるのって、映画そのものっていうより、"夫と観る"っていう行為なんだよね。
「なんでこれ選んだの?」に始まり、「どうだった?」「私すきかも」「え、あれってどう思った?」「あの演出なに?」「ハイライトどこ?」って聞きたいことが多すぎるの、考え方が違いすぎて。「夫はこう思いそうだな…」に当てはまってても面白いし、違う答えがきても面白い。
人間、付き合いが長くなると、知っているっていう錯覚が質問を打ち消したりする。相手のことを理解したいし、言葉がなくても分かり合える関係も素敵だけれど、私は「なんで?」ってあえて問いたい。「知りたい」って、最上級の愛だと思うから。
それと、これは性格もあるけれど、「変化し続けている」っていうのも大きい気がする。
私は何でも"思いったが吉日"タイプで、気になること・したいことは、とりあえず手を出してみるタイプなんだけど、そんな性格のおかげでやりたいことが尽きない。
ライターの仕事も、結婚して妊娠したタイミングで仕事をやめて、家で出来る仕事ないかなーって考えてた時に勢いで始めたようなもんだし、ある日急に株式投資始めたり、夜中に急に旅行したくなってあみだくじで行き先決めて行ったり、今年は人生初ブリーチして金髪になったし。笑
「見てて飽きない」「やりたいことを楽しそうにやってる」っていうのも、大事な要素だと思う。
最後にもう一つ、意識していることは、
「まずは肯定、話はそれから」。
相手のことを思っているからこそ、アドバイスしたくなる時もある。励ましたくなる時もある。少しでも元気づけたい。明るい気持ちになって欲しい。それも紛れもない愛だけれど、その元気が"人から元気を奪う"こともある。
会社でミスした、
上司に怒られた、
つらいことがあった、
好きな人にフラれた、
浮気された、
人生いろいろあるけど、しんどい時、一番心を和らげるのは「共感」だと思うの。それがたとえ、傷の舐め合いだったとしても、"辛い今"から、立ち直るのも、前に足を進めるのも、その本人でしかないから。そのタイミングを、押し進めることはしなくていいと思うの。
「そんなの気にしなくていいよ」
「気にしないで頑張れ」
「もっといい人いるよ」
「また頑張ろう!」
そんな叱咤激励も愛には違いないけれど、
「しんどかったね」
「そういうことあるよね」
「本当はどうしたかったの?」
「○○くんはどう思ったの?」
「それは嫌だね~」
「頑張ったね、お疲れ様」
って、まず相手の心情を知ることから始めたい。今は解決に進まなくても、ゆっくり共感したい。これからも。
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