朝の十分作文✏️おじさんとハンカチ
職場のおじ様の話し。
汗かきの彼は、
しょちゅう暑いと言っては
ハンカチやタオルハンカチで
汗を拭っている。
冷蔵庫並みに
冷房が効いた部屋にいると
水に戻された魚のように
元気になり
心安らかな表情をする彼。
そんな彼がある日、
ピンク色の、
とてもかわいらしいハンカチで
汗を拭っていた。
「随分ラブリーな
ハンカチを使ってますね」
と言うと、
「これ、カミさんのなんだけど、
オレが間違えて
一回使っちゃったら、
『あなたが使ったのなんて
汚くて使えない、あげる』
って言われた。」
と、困った顔で
お話ししてくれた。
おじさん、
かわいそうに‼︎🤣
でもすごく面白かったから
ネタかなとも思う。
うっすら虐げられながらも
一家仲良く頻繁に旅行するから
一種特殊な戯れと捉えるが、
彼らの末長い幸せを、
陰ながら願う。