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朝の十分作文✏️水鳥とひっこし

わたしが住まう賃貸物件に
越してきた隣人が、
どうやら
変な人らしい。
なんて事だろう。

その事が判明しても
度重なるトラブルを
経験してもなお
なかなか私は重い腰が
上げられずにいた。

そんな住まいに留まっていた
数年前の今時分
寒空の下
川っペりを散歩していて
鴨や鷺を見て思う。

こんなドブリバーにいないで
もっときれいなところに
行ったらいいのに、
せっかく羽があるのに、
洗濯排水で
かゆくならないかいと
余計なお世話が思い浮かんだ。

….これって
今、自分に言ってるな?

そう気付くのに
秒かからなかった。

羽はないが
丈夫な足はある。

引っ越そう!
そうだ
さっさと出ていけばいいのだ!
ヘドロに浸かっていないで
清流へいこうではないか。

他者、他鳥?に思うことは
おのれに当てはまる。

お節介 ヒトに焼かずに 省みよ

思わず一句詠んでしまった
できごとだった。

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