健康は資産:SNS時代の情報リテラシー
9月7日木曜日
〜癌と向き合う36歳のエッセイ 28〜
癌になって初めて健康を意識するようになりました。
今までは、まだ若いから、自分は大丈夫。
そんな軽い考えで健康について深く考えようとしていませんでした。
しかし、自分が癌になることでその考えは一変しました。
それと同時に、健康に関する情報を集めるようになりました。
そこで改めて気づいたことを書いてみます。
健康は私たちの生活において最も重要な資産の一つ
現代社会では情報が氾濫し、正しい情報を認識することが難しくなっています。
さまざまな情報源から情報を得ることができますが、その信頼性や健康への影響については、真剣に考える必要があります。
SNS は情報を簡単に共有し、世界中の人々とつながる素晴らしいツールですが、同時に虚偽の情報が注目を集める場所でもあります。
健康に関して誤った情報は、誤った判断や行動を起こし、健康問題を悪化させる可能性があります。
健康に関する情報をSNSで見つけた場合、その情報源を確認し、信頼性のある情報提供者からの情報であるかどうかを確認することが重要です。
友達やフォロワーからの情報は一見信じてしまいがちですが、それが真実であるかどうかは別の問題です。
健康に関する情報だけでなく、情報の過多も私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があるな、と思っています。
自分と他者を比較することで自尊心が低下し、精神的に悪影響を及ぼすこともあります。
健康を重視するなら、情報を摂取するバランスを考えることも重要だと思います。
最後に、SNSは情報のフィルターバブルの傾向にあります。
つまり、私たち自分と同じ意見や興味を持つ人々の情報に囲まれることが多く、異なる意見や情報に触れる機会が少なくなります。
X(旧Twitter)やこのnoteはその典型ですよね。
これは健全な議論や情報の多様性を排除する可能性があります。
特に健康に関する問題については、多角的な視点が重要なため、危険を孕んでいます。
健康と情報は密接に関連しており、SNSはその関係に大きな影響を与えています。 健康に関する情報を信頼性のある情報源から得ること、情報過多に陥らないように注意すること、異なる意見のSNSを活用しながら、健康に関する情報を正しく管理し、自身の健康に貢献する使い方を心がけよう思っています。
健康は何にも変え難い資産です。
この資産を守るために、情報リテラシーを身につけ、情報社会を生き抜く力を身につける必要がありそうですね。
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