ウイスキーをめぐる冒険 episode5 ブルックラディ
あれはいつだったろう。
運動会やスポーツ大会の開会式で行う選手宣誓。
「選手宣誓」というのは
「選手先生」ではないと言うことを知ったのは。
お恥ずかしい話、私は小学生の頃ずっと
「選手先生」
だと思っておりました。
恥ずかしいっ。
開会式では
「先生!選手の私たちは頑張りますよ」
的なことを先生に向かって大声で叫ぶものだと思って疑わなかったのです。
そんな「選手先生」と思い込んでいた小学生時代、私の学校は運動着が自由な学校でした。
一応学校で推奨しているジャージがあったので、大半の生徒はそれを着ていた記憶があります。
運動会の時、みんなはその運動着で白っぽい運動着でしたが、何故か私だけ真緑色の運動着を着ていました。
当時はあまりそのことを気にはしていませんでした。
しかし、少し成長し運動会の写真を見返した時、みんなは白の運動着を着ている中、自分だけ緑色の運動着を着ていることに違和感を覚え母親に尋ねたことがあります。
母親の答えは
「一目でわかって目立つでしょう、白っていう決まりなかったし」
確かに、、、何だか、固定概念にとらわれる必要はないよ、と最初に親から学んだ経験な気がします。
ブルックラディ・クラシックラディは水色で中の液体が全く見えないボトルです。
ウイスキーの瓶と言ったらこんな感じ、といったような固定概念を吹っ飛ばすデザインのボトルです。
ピートが特徴のアイラ島のウイスキーながら、ピートが全く効いていないという、これまた尖ったウイスキーです。
一段と目を引く綺麗な水色のボトルを眺めながら、こんな素敵なウイスキーを1杯いかがですか?
余談ですが、妻は大人になるまで「灯台下暗し」を、「東大モトクラシー」だと思っていたみたいです。
大正デモクラシー的なやつですかね。
ウケる。
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