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セミリタイア(サイドFIRE)生活に入って8か月の振り返り
はじめまして。セミリタイア(サイドFIRE)と呼ばれる生活を始めて8か月を迎えるので、これまでの生活を振り返ったり、記録がてらラフにnoteで記事を書いていくことにしました。
副業しながら会社員として働く
2021年6月まで、都内で大手金融機関に勤めて少しでもお金になるものがないかをしていた。実はこの頃から副業の収入が本業の2,5倍ほどあり、圧倒的に副業の方が忙しく、充実していた。後々書いていくつもりだが、この副業の内容は昔から好きだった趣味が高じて副業に、まさに好きなことが仕事になったパターン。最初は仕事にするつもりはなく、好きなことをコツコツと続けていたところ、4年ほどたって気付けば安定した収入源となっていた。副業に比べて暇な本業の9~17時の間、副業に関する問い合わせがバンバン入ってきているのに、そちらに時間が割けないことがじれったかった。とにかく時間が足りず、会社のお昼休み1時間のうち15分で昼食を終え、残りの45分で副業対応をするなど、もうギリギリのところまで追いやられていた。
ただ、大手に入社して12年、毎日決まった時間に出勤してさえいれば毎月決まった給料を確実に得られ、福利厚生もしっかりしていて、同僚や先輩にも恵まれた環境を捨てきれず、なかなか退職できないままズルズルきてしまった。でも、今後の自分のビジネス(自分で何かをやっていきたい思いはずっとあった)を考えると、OLとして働いていても何も身につかない・・タイミングがきたら、それが退職時期だと決めていた。
退職を決意
転機は2021年5月。長年配属されていた部署から、営業部門への人事異動が出たことをきっかけに、その日のうちに退職を決意。あまりの決断の速さに周囲は驚いていたが、私としては背中を押される思いだった。
9~17時の拘束時間がもったいない・・毎日のこの8時間(正確には更に残業時間や往復の移動時間もある)を自由時間にできれば、あれもできる、これもできる、との思いが膨らんでいただけに、そこから解放されて、心もどんどん自由になっていった。よく、セミリタイア後に不安になったとか耳にするが、そういう人はおそらく自由時間をどう使うか、他にやりたいことが無いままに退職してしまったパターンなのではないかと思う。
セミリタイア後の生活スタート
退職してまず初めの1週間は、親族の別荘へ。今までは、土日やまとまった年末年始などにしか行けず、別荘だけでなく旅行の最終日になると「明日から会社だ~・・」と、若干でも憂鬱になっていたが、何も意識せずに丸々1週間も別荘でのゆったりした生活を満喫できて、「ついに会社やめたんだ~」という解放感に満ち溢れていた。心が自由になると、外の風を感じたり、鳥の鳴き声さえも耳に入ってくるもので、今までいかに時間に追われ、人に気を使って(退職する前は意識していなかった)生きてきたのか、今がどれだけありがたいかを実感した。睡眠も十分にとれて、今まで副業だったビジネスにも好きなように時間が割ける、好きな時間にご飯にも行ける、サイクリングできる、カフェ巡りができる、買い物ができる・・日に日に、自分は組織は向いていない、退職して正解だったと実感し、毎日が感謝で満ち溢れるようになった。
特に今はコロナ禍で、外に出るのが怖い時期もある。家の中で在宅ワークや趣味に没頭するか、外に出るかなども、全て自分で決めることができるので、ストレスレスだ。
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次の記事では、どうして趣味が副業なったのか、そのきっかけから書いていきます。