〜季節の便り〜蝉声で分かる季節の移ろい①
突然ですが、皆さんは蝉の声の判別、できますか!?
日本には約30種の蝉が生息していると言われています。
そんなに多いの?と思うかもしれません。
実際私自身も判別できるのは数種類です。
ただ、それほど実はいっぱい仲間たちがいる昆虫なのです。
(表紙写真はアブラゼミ)
そして、蝉は種類によって現れる時期が違います。
したがって、その鳴き声を判別できれば、
季節の移り変わりを感じることができます。
今回は何回かに分け、代表的な蝉とその出現時期を紹介していきます。
(以下は私の住む関東地域を基準としています。地域によって異なります。)
まずトップバッターは・・・・・
①ニイニイゼミ(6月下旬〜7月下旬)
夏の訪れを告げるのはこの蝉です。
6月の終わり頃から聞くことができます。
鳴き声は「ジーーーー」と単調ですが、ときどき音程を下げ、
また元の音程に戻ります。
8月に入るといつの間にかいなくなり、他の蝉にバトンを渡します。
②ヒグラシ(7月初旬〜7月下旬)
この蝉は有名ですね。
「カナカナカナカナ・・・」という鳴き声は実に風情があり、
「日本の夏」という印象を受けます。
ニイニイゼミと同じか少し遅れて鳴き始め、特に朝方や夕方によく鳴きます。
鳴く時間も「風情」を感じる要因かもしれませんね。
③以降はまた今度!(早く今に追いつけるように・・・)