恋愛とか愛とかの奴隷じゃなくて

相変わらず最近なぜか連絡をしてくる元カレの猛攻撃にもはやドキドキを通り越してモヤモヤし始めていた今日の私です。

あぁ、なんでこんなに私モヤモヤするんだろう！？

と、自分の感情に意味が分からなかった。

やっぱり私って彼にとても思われているんだわ、嬉しい…！
とかではなくて

どちらかというと
一体この人なんの目的でこんなメールしてくるの？という疑いに近いというか。

あなたって

相変わらず自分の思いにだけ忠実で
私には勇気出して向き合えなかったクセに
それで困るとフリーズして誤魔化すクセに
すぐに感情が爆発して誰かとケンカしたり
トラブル起こす不安定な男のクセに！

でるわでるわ

過去のワタシの成仏してなかった彼への恨みつらみ、怒りの思いが。。

当時の私は彼に何度も何度もガッカリしたり
絶望したりして本当に疲れ果てた過去があったことを久しぶりに思い出した。

思い出した

というより、思い出したくなかったんだろう
だから奥底にしまい込んで
触れたくないから見ないふりして今日まできたんだろうと気付いた

彼の最近のこの「猛攻撃」になんとなくこうして腹が立つような気分になるのは
その禁断の過去に触れてしまうからなのだろうと気付いちゃった。。。

そうか、そうなんだ

私は彼に傷つけられたと感じていたんだ
彼を深く愛していたのに裏切られたと
彼を信じていたのに裏切られた
信じたかったのにそうさせてくれなかった
という期待感も徒労に終わった

私は「被害者である自分」を心の底に持っていたんだ、と。

そして、いま彼を「拒む」ことや
もしくは「受け入れる」ことこそが
これからの私たち答えのように見えていたけど…きっとそっちの方向の努力や検討じゃない

彼との関係じゃない
自分との関係にケリをつけなきゃいけないんだ、って思った。

私は弱いの？
そんなに無力なの？

誰かに、男に、色んなオトコたちに
求められて幸せを感じられないと生きていけないような力のない女なの？人間なの？って問いの答えは

私はワタシを見くびってる
弱くて力もない選ばれない人間だと

この私を見下してる
ということが分かった。

自分に対して私は
そんな気持ちを持ってたから
彼からの行動や言動にハラハラ、オロオロしてしまっていたんだろう。

あぁ、そんなのイヤだ
愛されたくて期待して？
愛されては喜んでまた期待して？
愛を失いたくなくてまた愛の前に絶望するの？
その男の気持ち次第で、匙加減でコロコロと幸不幸へと色が変わる私の人生は
幸せなものだといえるの？

そんな不自由なのイヤだ。

そんな私の心は恋愛とか愛とかの奴隷じゃないか

と、思えた

私はもう、大きくなった
たくさんの恋愛をして
たくさんの男たちと色んな経験をした
そして、結局泣いたり笑ったり数えきれない
夜を越えて絶対に自分のことを
自分のチカラでちゃんと幸せにしてあげられる女になれるくらい大人になった。

ひとりじゃ何も出来なかった
少女の頃の私は成熟した
きちんと生きてきたから。

全部、この私が付き添ってきたのだから。

いつだって私のことをちゃんと、必ず
この先も絶対に幸せにしてあげる

私が望むことをいちばん、誰よりも理解してるのはこのワタシだよ？
私より誰がこのワタシの願いを知っているというの？

って。

このパワフルな気持ちがずっと欲しかったものだと思えた

彼がいようと、いまいと
彼じゃなくても、誰であっても
きっと私はいつも幸せに笑って生きていけるだろうといまは信じられる

だってワタシ、沢山の経験を積んで
すごく強くなったんだよ♪ って言えるから。

彼が私を好きならお好きにどうぞ
私に飽きたならお好きにどうぞ
あなたの興味によってワタシの価値は変動しない

私はこれからも誰かの思いや動きに一切連動しない
ずっとずっと…きっと今までだってそうだったように価値がある。

あぁ、これを知るために私モヤモヤしたんだなぁ、と思えた。

清々しくて

なんて誇らしくて幸せな気分だろう。

誰にも邪魔されない幸せってなんて快適で心地いいものなんだろうか。

いま、なんか霧が晴れたような気持ちで
ひとりきりで本当の欲しかった愛を抱きしめられたような気がする。