子ども 3人奨学金なしで大学卒業を目指す⑥

コロナ禍1年目8月、ようやく小中学校の登校が始まり、高専のリモート授業は順調な日々。

中2の長女は、中1で県大会に出場したことで、中2も予選が中止→そのまま県大会に進めることに、だが全中は中止。
ラッキーなことに、2年連続県大会出場という肩書きをゲットしました。

野外活動、キャンプは中止でしたが、中2のクラスが微妙な雰囲気だったようで、どうせ揉めるから無くて楽だったかも〜と。
女子はいろいろありますね。

ここで兄の受験で学んだこと、中2の3学期の成績が必要、すなわち中2もボザーっとはしていられないこと。

そこで、学校のテストの順位はどうでもいいので、最低限の点数で、最大限の内申を取ることを目標にしました。

長女はスポーツ優先の子だったため、テスト前日だろうと、試合に出ます。この頃から少しずつ試合も始まり、勉強よりもスポーツ優先の生活に戻りつつありました。

中2の担任の先生は、独身貴族のお姉さま、なかなか頭のキレる素敵な先生であったため、一緒に逆算を考えてくれました。
合理的な先生でした。

何点取れば、内申5がもらえるのか。
教科ごとに、80点なのか、85点なのか。

一番大事なのは、各教科、先生に相談に行く。
これだけスポーツをやりたいが、勉強もこのくらい大切にしたいと。
テストのたびに相談すること。
先生を頼ること。
塾に行っていないので、学校の先生だけが頼りだとアピールする。
頼られる先生も悪い気はしないだろうし
むしろ、評判の悪い先生ほど熱心に指導してくださったよう。

長女は長男に比べ、要領は相当良かった。
勉強は好きじゃないけど、成績の取り方は知っていたという。

塾は行かない、スポーツ優先、でもスポーツで食べていけないことは知っている、どこにでも進学できる状況は作っておく。

これはやっているスポーツの監督の教えが大きいと思う。

大手企業の取締役級の方。
3分間スピーチをよくさせる。
他の人の一番良かったプレイを発表させる。
練習内容を、本番のどの場面のどのシーンに使えるのか、道筋を立てて発表する。
とにかく人前での発表頻度が多い。
ノートを書かせる。このノートの内容で成績がわかるとのこと。

プレゼン能力が鍛えられました。
これは後々、長女の推薦での進学人生に、大変役立たせていただきました。

この方は長女にとっての、大恩師です。

全国大会常連校の推薦より、ネタバレになりますが高専進学への道に導いてくれました。スポーツで食べていけるのは、その年代で1人か2人。本当にその通りです。

ありがとうございました。

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