ウォシュレットデビュー

今や当たり前になったウォシュレット
古い駅や寂れたコンビニやスーパーなんかは付いてなかったりする

なぜ今更ウォシュレットデビューなのかと言うと
昔、ウォシュレットで忘れもしない失敗をし、それがトラウマでずーっと使わずに今日まで生きてきました

対ウォシュレットに０勝１敗なのです
完全に負け越してます

その１敗はなんなのかと言うと…

僕は中学１年の１２月から中学２年の８月まで
悪性リンパ腫と言う病気で入院してました
リア充(？)全開ですこぶる楽しい学生生活に
突如として現れた病魔
当然めちゃめちゃ落ち込みましたよ
経緯だとかは書くのがめんどいので省きますけど
お医者さんに
「半年間入院頑張ろうね！」
って言われたときは人生で１番号泣しました

その入院中の話なんですけど
当時中学生なので知識もなにもありません
どんな薬でどんな治療なのかもわかりません
ただ、薬で治療する期間は著しく免疫力が下がる

すぐに熱が出る
唇がただれる
鼻血もよく出るし止まらない
髪の毛も眉毛もち◯毛も全部抜ける
軽くぶつけただけで青タンができる

と、治療期間は本当にきつかった
そんな状態なのでお風呂に入れません
だいたい２週間くらいは毎日看護師さんにタオルで身体を拭いてもらいます
紙コップに入った消毒液？みたいなのにち◯ち◯を突っ込んで消毒します

でも２週間もお風呂に入らないと痒くなるんですよ

ア◯ルが…

トイレでいくら拭いても痒みは収まらないし
思春期真っ只中の僕は看護師さんに

「ア◯ルが痒いんです！」

なんて事はもちろん言えない
じゃぁどうする？ってなり高熱の中考え出た答えが

人生初のウォシュレットを使ってみよう

当時家のトイレにはまだウォシュレットが未装備でしたので、使い方もわからない
調べようにも当時はまだガラケー全盛期のうえ、入院中に使えるわけもない
さらに思春期真っ只中の僕に、親や看護師さんに使い方を聞けるわけもない

一か八でやっるっきゃNight

大部屋のみんな寝静まった夜中に、点滴台を押しながらこそ泥かの動きでそろりそろりとトイレに向かいました
ナースステーションを通り過ぎる時、看護師さんバレて

「マサエルくん、１人で大丈夫？熱は下がった？」

と、声をかけられ

「大丈夫です」

と、返した

結果は大丈夫じゃなかったんですけどねwwwww

そして個室に入りおしりボタンを確認

緊張の瞬間

いざ、PUSH！！！

さて、どんな失敗をしたと思いますか？
普通の状態の人ならまずあり得ないミスをしました

ウォシュレットを使うときって、おっきいのを出してからボタンを押すじゃないですか
でもね、僕は何も出してないんです
目的はただ１つ
ア◯ルにウォッシャーして少しでも痒みが軽減される為だけに来たのです
しかも高熱のバッドコンディションで
意識は朦朧の思考回路はショート寸前

はい…ズボンを下げてませんでした…

そしてパニクルーなマサエル少年は
行き良いよく出たウォッシャーを止められず
個室トイレの中に完備されているナースコールを
泣きながらPUSHしました

そして看護師さんに替えのパンツとズボンを持ってきてもらいその場で着替え部屋に戻りました
痒みが止まらなかったア◯ルは、恥ずかしさと悔しさで涙と共に流れていきましたとさ

それ以来、約２４年間ウォシュレットを使わずに生きてきた

んで、辛いものを食べたせいかめっちゃア◯ルが痛くて、なんとかしなきゃ！って考えた結果

ウォシュレットを克服しよう

家のトイレで人生２度目のウォシュレットを使ったちゃんとお尻の位置を調整し、しっかりとボタンを確認し、指差し確認OKからのKY(危険予知)シートに書き無事にウォシュレットを使うことが出来た！
ウォシュレットの素晴らしさに感動を覚えた
便利な世の中になったもんだよね

これが捕まる前日までの話(9月27日)


今はもうV9を達成した巨人なみの常勝軍団に成長し
対ウォシュレットに連勝街道爆進中です
もう負けることはないでしょう

もし、ウォシュレットに負け、背中やトイレがびしょびしょになったら、誰かに助けの連絡をするかも…

その連絡はあなたにいくかも知れません👁👁