看護師はじめたら突然患者になっちゃったお話〔#2〕
こんばんは。有名な鹿ちゃんです☺︎
このお話の続きです。
大病院の外来受診って行くのに躊躇いませんか。
特に熱があるときなんかは、長時間待つ体力あるかなとか、付き添って来てくれた人の時間も奪ってしまうし、流行りの風邪をもらっちゃうかもしれないとか。
複数の診療科を受診したり検査などもあると、もう1日かかっちゃいますよね。テーマパークかい。
どうしても消極的になります。
このシステム何とかできないのかしら。
けれど放っておいても仕方ないので外来行きました。
採血してもらい、血球減少してることが判明。
3年前にも発疹と39℃台の熱が1週間続いたことがあったのですが、どうやらそのときも血球減少してたみたい。
「不明熱+血球減少はヤバめなのが多いぞ」と学生時代なんかの科目の教授が言っていた気がする。
入院してすぐ抗生剤を始めつつ、検査しましょうとなりました。この際いろいろ原因がわかればいいな。今後も同じようなことが続いたら恐いし。。
入院となり、追加の採血やらレントゲンやら心電図やらで院内を行ったり来たり。1日中車椅子で移動させてくれた母には感謝しかないです。
そして外来で最後に、人生初めての造影CTをとったのですが。
造影剤って腕の血管から結構はやい速度で注入するんですね。胸やお腹のあたりが一気にカーッとしてきますが、それは通常の反応で問題ないものです。
造影CTをとる前私は激しい悪寒を感じていました。すごい寒気なのに、造影剤で急激に身体が熱くなり、めちゃくちゃ気持ちが悪くて驚きました。
あの感覚、一生忘れられないです。
(後々現れる多彩な症状や検査は全部一生忘れられなくなるものばかりでした笑)
検査を終えてから長いこと待って、ようやく病棟に上がれることに。
待っている間、午後からの緊急入院って病棟の看護師さんたち絶対嫌だろうな本当申し訳ない。今バタバタしているんだろうなと考えてました。
病棟に上がって体温測るとやはり39℃台。
血培、血ガス、採血、末梢留置。。
採血量多いなぁ、針めっちゃ刺すじゃん。採血とか注射とか平気な類の人間なのですが、もう既に高熱が続いてから6日目。しんどかったです。
そんなこんなですぐに抗生剤の点滴が開始されました。
血管から直で抗生剤行けば大体熱は下がってくるしリンパ腫脹も治るでしょう!あとは何かのウイルスとか見つかって1週間くらいで退院だろうなと思っていました。
ただやはり血球減少がちょっと気がかり。
無いとは思うけど、このまま下がり続けたら骨髄穿刺とかリンパ節生検とかするかもしれないな。
☀︎骨髄穿刺→血球を作っているところの組織を取ってくる検査
☀︎リンパ節生検→腫れてるリンパ節に針さして組織を取ってくる検査
こういう身体の一部の組織を取ってくる検査ってやっぱり痛いんですよね。特に骨髄穿刺。こいつは痛いことで有名な検査です。
皮肉にも私が勤めているのは血液内科病棟。
骨髄穿刺の処置をみる頻度が多く、激痛に耐えながら検査を受けていた患者さんの姿が頭をよぎりました。
今後自分がやるかもしれない苦痛の強い検査の見当がついてしまい、少しだけ不安になりました。
まあでも多分やらなくて済むだろう。やるとしてもまだ先の話。今日は解熱剤飲んで早く寝よう。
続きます…。