amazonで代引詐欺に遭った話
こんにちは。くどうよしなにです。
これをご覧になった方のほどんどは、代引詐欺に遭った、あるいは身近な人が被害に遭った、方なのではないでしょうか。
もし、あなたがまだ代引詐欺にかかっていないのであれば、この言葉だけ覚えておいてください。
身に覚えのない代引商品は受け取らないこと!
身に覚えのない代引商品は受け取らないこと!!
大事なことなので2回言いました。
ここから、amazonを利用中、実際に代引詐欺に引っかかってしまった私の実体験とその対処にどんなことをしたのかを話したいと思います。
代引詐欺に引っかかった経緯
使っていたイヤホンの調子が悪くなったため、新しくイヤホンを買おうとamazonを利用しました。
お目当てはSonyのWF-1000XM5。30,000〜35,000円する高品質なイヤホンです。
ちなみに、この事件きっかけで知りましたが、amazonのサイトにはamazonが出品している商品もあれば、amazonとは無関係の店が出品している商品もあります。
私はamazonではなく、別のお店が出品しているイヤホンをクレジットカード払いで購入しました。
その理由は、値段自体は定価と変わらないのですが、10%相当のポイントがつくからです。
ここがかなり肝になってくる部分ですね。もし、単純に値段が安いだけであれば、さすがに私も怪しみました。しかし、ポイントバックによる格安価格に対しては「何かセール中なのかな?」ぐらいにしか思わず、不信感を抱かなかったのです。
そして私は、まんまと詐欺業者の出品したイヤホンを買ってしまったのでした。
それから1週間ほどして、我が家に郵便局員さんがやってきました。
「代引商品です。」
そう言われて私は違和感を感じました。ここ最近で、代引のものを買った覚えなどなかったからです。しかもその料金は30,000円と高額。
ここで運が悪いのは、ちょうどその時、数万円の現金が手元にあったことです。私は不審に思いながらもその場で払ってしまいました。
その理由は、郵便局員さんを待たせる・困らせるのは悪いと思ったから。加えて、手違いだったら返金してもらえると思っていたからです。
後々分かりますが、この考えが甘かった。
代金から察するに、以前amazonで購入したイヤホンかなと思いました。
ただ、その支払いはクレジットカードにしたはず。確認のため、私はamazonのアプリを開きました。そこで気づいたこと。それは、
amazonから出品者が消えている、、。
冷や汗をかきながら、私は届いた商品の封を開けました。そこに入っていたのは、購入した商品とは全く違うもの。
その時ようやく、自分が詐欺にあったことを理解しました。
amazonの対応
私はすぐさま、amazonのカスタマーセンターに連絡しました。
・クレジットカードで商品を購入したにもかからわず、商品が代引で届いたこと。
・その商品の出品者と連絡が取れなくなったこと。
・おそらくこれは”代引詐欺”なのではないかという事。
以上について連絡したところ、amazonから以下のメールが届きました。
とりあえずにやるべきことを提示してもらいましたが、これで返金対応に応じてくれるかどうかは分からなかったため、やはり不安はありました。
しかし私がすがれるのはamazonくらいですので、指示に従い、書類などを集めるために奔走しました(警察署での相談届については後述します)。
そして全ての必要事項を提出したのちの返信がこちらです。
無事に返金に応じてくれて本当に良かった!
ただ、この結果に至るまでいろいろありまして、、。
その旨についてもこれからお話ししたいと思います。
郵便局の対応
詐欺が発覚した直後、郵便局にも事の経緯を報告しました。あわよくば、私が払った代引料金を詐欺業者に振り込む前に止めてくれないかなと期待して。
しかし郵便局から帰ってきた返事はこうでした。
「代金を支払った時点で取引は成立しているため、いかなる場合も返金に応じることはできません。」
正直なところ、この返事に対し、私は若干の怒りを覚えました。
郵便局は自分たちの保身のため、厄介ごとに関わりたくないのだと。そして客のことなど考えていないのだと感じたからです。
もちろん、郵便局にもさまざまな事情はあるのでしょうが、もう少し誠意ある対応が欲しかった。それが本音です。
この件に関して、郵便局は知らぬ存ぜぬを貫き、なにも対応をしてくれませんでした。
警察の対応
amazonの指示に従い、相談届けを作成してもらうべく、近くの警察署に向かいました。
ネットで調べてみてもよくわからなかったので、特に電話予約などをする事なく、届いた封筒と商品を手に向かいました。
「代引詐欺にあったかもしれないため、相談届を作成していただきたいのですが、」
近くにいた警察官にそう告げると、担当のものを呼んでくると言って、対応してくれました。
休日だと混んでいるかと思ったため平日の朝向かったのが功を奏したのか、特に待ち時間なく、担当の警察官とお話しすることができました。
その方いわく、
・事件化することはできない。あくまで私が勝手にお金を払っただけなので、この件は詐欺とまでは言えない。
・おそらく中華系の人たちによる仕業。最近増えてきている模様。
とのことでした。
事件化できないというのは正直驚きでしたが、言われてみればその通りだなぁと腑に落ちましたし、上手くできた犯罪だと思いました。←?
相談届けは翌日には作成されていました。警察の方の迅速な対応には、感謝してもしきれません。
その後
今回の事件の場合、書類などを提出することで、最終的にはamazonから返金を受けることができました。
ここで勘の鋭い方は、
「えっ。てことはとどいたAir podsは無料で手に入ったってこと?むしろラッキーじゃん」
ということに気づいたかもしれません。
実は私もそう思いましたが、事はそんな甘くありません。
届いたAir podsは偽物であり、そもそも電源が入らないガラクタ同然のものだったので(商品はともかく箱自体は割としっかりしており、一見しただけでは騙されても無理はないほどでした)、即刻ゴミ箱行きとなりました。
ということで、今回はプラマイ0という結果になりましたが、これは運が良かったと言えると思います。
繰り返しになりますが、大切なのは詐欺にかからないこと(私が言っても説得力がないかもしれませんが笑)。
ただ、万が一詐欺にかかった場合は、購入サイトや警察に遠慮なく頼るのが良いかと思います。
ちなみに、この事件の中で消費者センターにも相談したのですが、かなり真摯に対応してくれました。そのため、もし何かトラブルに巻き込まれた時は、一度相談してみても良いかと思います。
以上が、私の代引詐欺に遭った話でした。皆さんの今後の生活に少しでも役立てばと思います。
それではまた。お元気で。