私とスピッツ
ランニングのエッセイの合間に
他の事も書きたくなったので
これから小出しにしていきます。
今回はタイトルの通り、ロックバンドの
「スピッツ」の事について記したい。
私にとってスピッツは
常備薬のような存在だ。
元気な時よりも精神的に参ったとき、悲しい時、そっと勇気づけてほしい時に圧倒的に聴いている気がする。
スピッツは決して直接的に「頑張れ」とは言わない。「くじけてもいい、でも目の前に見えるだろう、何かが」というような私たちを導くような手の差し出し方をしてくれる。
そう、厚かましさが全くないのだ。
でも、一見癒し系バンドに見えて
歌詞はたまにヘンテコで尖ってて人間臭さだってある。それもまたスピッツの魅力の一つだ。
今、私は車の中でトップ画像のジャケットでお馴染み「空の飛び方」を聴いている。
どのアルバムも大変心に響くのだが、
この一枚にやはり戻ってきてしまう。
どこかエロティックでフェチズムを含みながらも清々しい金管楽器とリズム隊の調和、草野マサムネさんの透き通った歌声でなんとも上品でカッコよく仕上がっている作品ばかりだ。
スピッツの魅力を語れば枚挙に暇がないが、
これからも私の「常備薬」以上の常備薬であり続けるんだと思うと、彼らに感謝してもしきれない思いだ。
ありがとう、スピッツ。
これまでもこれからも。
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