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なぜ泣くの?

子供の頃のわたし。

覚えているのは、人見知りで、泣き虫

人見知り…だけど、初対面でも人に寄っては不思議と心開くような子だったらしい。

近所に住んでたお姉さん(マイちゃん)のパパが大好きで、一緒に遊んでもらったり、肩車してもらったりしていた(他の人だと怖がるのに)

あとは母の勤め先の仲良い先輩には、始めて会った時から懐いていて、「ねえ、〇〇さん!この本読んでー!」なんて言ってたらしい…

泣き虫。

毎日泣いて、泣いて…
きっと感受性豊かな子だった。

こんなに泣いて…わたしはいつになったら泣かなくなるのかな?なんて思ってた。

ある年の初詣の願い事。
母には「泣かなくなりますように!ってお願いするの。」って言って
実際は「魔法の使える不思議な女の子になれますように!」と願ったらしい…

これも母が書いていた日記があったらからわかること。
写真や文字で、成長の記録をしてくれた母。

仕事しながら子育てして、凄すぎる…

大人になってからは、気付いたら泣くこともだいぶ少なくなったような。

でもこの間、すごく久しぶりに、思いっきり泣いた

泣き虫だった頃を思い出すように、子供のようにぐわんぐわん泣いた。

すっきりしたのだけど、それと同時に「わたしってまだこんなに子供みたいに泣けるんだ…」と思った。

保育園の時の先生が言ってくれた
「泣くことはね、目のお掃除になるんだよ。」

わたしは、泣いて、その分何度も立ち上がってきたんだなあ。

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