#16 FP1級技能士が自らの家計のメタボ診断した結果・・・住宅ローン編
「こんにちわ、あるいは、こんばんわ」、先日人間ドックを受診して、結果が戻ってきましたが、ガンマGTPの値が基準値から大幅に乖離していることに愕然としているかちょーです。
ガンマGTP以外にも、経過観察ですが、さまざまな指摘事項が記載されるようになっていて・・・もう若くないと実感しています。
コロナが5類扱いになって、これから会食が増えると思いますので、皆さんも健康にはくれぐれもお気をつけてください。
今回は人間ドックの検査結果を見ていて、そういえばFP1級に合格して、他人の家計診断ばかりしていたけど、自らの家計診断を全くしていなかったことにふっと気づき、取り組んでみようと考えました。
他人の家計診断やサポートをするのは好きですが、自分自身は正直億劫でここ数年全く手を付けていませんでした。
FP1級技能士として、反省しきりです。
中小企業の経営改善計画と同じですが、家計診断もコントロール可能な固定費削減が鉄板なので、その棚卸から始めました。
本当は収入アップできれば、それが一番手っ取り早いんですけどねww
かちょーの勤務先は、安定して副業禁止でございます。
銀行の取引明細をまじまじと眺めると、金額が最も大きいのは、やはり住宅ローンですね。
月113,619円(元利均等払) 固定金利1.17%(平成29年11月)
住宅ローンの借入時(平成23年1月)、変動金利が0.875%で借入しましたが、将来的な金利上昇のリスクを考えて、固定金利で借り換えた経緯があります。
これが正解だったかというと・・・
現在、同じ銀行の固定金利が1.63%(令和5年5月)なので、0.46%の上昇です。
固定金利としては、早めに借り換えて正解でした。
一方、変動金利をみると、借入当時は0.8%前後が主流でしたが、じぶん銀行は0.219%(令和5年5月)まで下がっています。
数字だけ見ると、変動金利0.875%のままにする、変動金利から変動金利に借り換えをする、という選択肢もあったと考えられます。
借入当時は利率が1%を切っていたので、ここが下限で、これから変動金利は上昇する、そこで固定金利に借り換えしよう、と考えました。
軍配は、何もせずにステイのままが良かったようです💦
じぶん銀行の金利は運営経費を考えると、赤字ではないか、と思うほどの低金利ですし、日銀の今の金融緩和継続の姿勢を見ると、固定金利から変動金利への借り換えも選択肢の一つだと考えられます。
一方、日銀はいつかのタイミングで金融緩和を縮小せざるをえなくなるため、その時期がいつになるか、ですが正直分かりません。
このまま変動金利が低いままの可能性も全くないとは言い切れません。
住宅を購入するか、賃貸するかの論争のように、メリット・デメリットが混在するため、その人のライフステージやライフプランによる選択が大きく影響すると思います。
そのため、今の固定費削減を重視するのであれば、変動金利への借り換え、中長期的な支払額増加によるリスクをヘッジするのであれば、固定金利が選択されるでしょう。
不動産価格が上昇している中で、新規購入するときは、変動金利より金利の高い固定金利を選択して更に返済負担を増やすか、今は安い変動金利を選択するか、手持資金やライフステージ、今後のライフプランなどさまざまな選択肢から判断しなければなりません。
変動金利と固定金利の差額は、保険代みたいな位置づけと考えれば納得できるかもしれませんね。
本当に、難しい選択を迫られると思います。
専門家でも判断が分かれるところではありますし、金利以外にも借換手数料や登記費用などの借換費用が発生することも考えて、かちょーは借換せず、現状の固定金利を継続すると決めました。
この決断が正しかったか、将来、このnoteを確認できたら面白いですね。
次回も家計のメタボ診断を継続します。
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