2024.4.27 題未定
人生をむつかしくしているのは
いつも自分です
そもそもは白紙だったのです
そこには、道も、山も、
帰る家さえなかったのです
筆を手にしたそのときから
わからなくなることは始まっていたのです
悲劇でしょうか、
喜劇でしょうか、
外側からは、
どちらにしても劇的でしょうか、
すると、
内側からは、
どこまでも嘘になりましょうか、
嘘でも、真でも、
それは滑稽な病です、
一方、
私の側からは、
どうも呪われているように見えます
人生をむつかしくしているのは
いつも自分です
私から私へとかけられているこの呪いを
一体どうしろというのでしょうか