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団地で暮らしたい

もう一緒に暮らせないと決めたときまず考えるのは住む場所だ。
30歳の時に35年ローンで購入したマンション。あと7年ほどで終わる。購入したときは私たち夫婦は若く活気があった。子供たちも巣立って、今はもう60を目前にした私たちと高齢の母がいるだけ。そんな暮らしの中唯一の楽しみは犬が2匹、猫1匹がいてくれること。何よりの癒してある。4LDKをリフォームして和室をなくしてリビングルームを広げた。
私鉄沿線で駅もまあまあ近い。大きな公園もスーパーやホームセンターもあって暮らしやす場所だ。

でももう未練はない。

35年ローンのうちボーナス払いは私のボーナスから払う。そのため子供が生まれてからはずっと正社員で働かなけれがならず、子供にもさみしい思いをさせたかもと思っているが、今は後悔していない。

この先、「楽しみを絶たれた」という人に対して何も期待しないし期待もされたくない。定年になって顔を突き合わせているのは苦痛以外の何物でもない。お互いに自由になろうではないか。誰にも、何にも縛られずに自由に時間を使おう。

「築50年以上経っている旦那の実家をどうするのか」とか
’’「墓はだれが守っていくのか」問題’’
 
も私の問題ではなくなる。実家も早めに処分すればいいのに年を取ってからでは大変だろうと思う。

あと数年住宅ローン完済まではきっちり責任を果たしたいと思っている。

名義は共有名義なのでもし売却したら財産分与は50%の予定。
恐らく、角部屋で立地もいいので売却すればそこそこの値段になると思う。

私は有り難い事に仕事が好きだ。だから65歳を迎えたら(住宅ローンから解放されたら)すぐに行動に移し、団地へ引っ越す。

実際の話、母と16歳になる老犬と保護犬の子ははそこまで長生きしないだろう。あとは猫だけである。猫ならこの団地に住んでいた時にも飼っていたし問題ない。

猫は私がいないとだめだから離れられない。


ずっと育った場所で再スタートしたいと思っている。

懐かしい風景。この手前には公園があって団地の夏祭りが
開催されていた。プールもあったけど今はどうなんだろう?


日当たりいいのよ。生活感があって好きだった。
私が住んでいたころとはだいぶ違ってとってもきれい。


この暮らしができたら自分が好きなものだけに囲まれて暮らしたい。

ビールの空き缶や脱ぎっぱなしの服やたばこの吸い殻を見なくてもいい。

一人空間のルールと、それに向けてできること。

  • テレビは置かない(モニター画面は必要)

  • 観葉植物はたくさん置きたい。

  • 本は必ず持っていく

  • 少ないもので暮らす(ものをため込まない)→今から断捨離していく。

今よりきっと体力も気力もなくなっていくんだろうけど、
私の未来は明るいはず。


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